| ぼくたちは世界から忘れ去られているんだ |
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| 2002年07月14日(日) | ぐるぐるまわる僕らと僕らの猫 |
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わたしが小説を読んでいると、不意に、闇が迫ってきた。 「どうしたの?」 そんな台詞でわたしは闇の攻撃をかわす。 掲示板を見る。いくつかの書き込み。 わたしは嬉しくなる。 と、また、闇の攻撃。わたしはペリエを飲み干して、立ち向かう。 そう、いつだって闇との戦いなんだ。 CDを買う。わたしの最大の防具の一つであるヘッドホンをつけて、無心に聞き入る。 狂気が耳をくすぐる。 耳の中で増えつづける光る小さな粒。(これはゆらゆら帝国の影響だ。バカみたいだね) 生きていてもいいですか?少女が、尋ねた。 わたしはよくわからなくて、さあ、とかわす。すると闇が答える。 ノー。 少女は笑いながらピンク色のリボンでポニーテールをつる。 闇が、わらう。 |
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