ぐっどないとみゅうじっく
もくじきのうつぎの日社会の窓

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2004年12月18日(土) 見つめる日々

目だけで呼ばれ
背中で話され
「もう逢えない」とだけ言う

おどけたようで
目だけが真面目で
橋の上で誓う

五つの光があなたを知らせる
今日は瞬かないその暗闇を
私は見つめる

目の前にある
懐かしい髪
うしろ姿だけ追う

いくつもの私が私を誘って
深く連れてゆけば あなたも知らない
秘密をあげたい
五つの光があなたを知らせる
今日は瞬かないその暗闇を
私は見つめる

見つめる日々
見届ける日々
絶え間なく流れゆく声を
失うことなど、もう…


半年間ほったらかしにしていた詞がやっと出来た。
出来なかったのは、最後の2行なのだけど
これがなくてはこの詞は成り立たなかった。
ほったらかしにしていたのは、この詞だけでなく
自分のこころもそうだ。
だからゆっくりと失ったものを見つめてゆく。
取り戻せなどしないから。

このタイトルを使うことを快く承諾してくれた遠藤みちるさん
たくさんのありがとうを。

明日は栞に逢いに行く。


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