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■ 物と私
Nちゃん最後の家庭教師。 3月に入ってから1週間に3回ペースで通った。試験日は来週の火・水曜日。発表は再来週。 最後にお母さん(P○LAレディ)からバラの香りのボディソープとバスエッセンスを頂戴する。ありがたいことであります。 本人から知らせが来ることを祈るばかり。周りもどきどき心配だけれど、いちばん不安で心配なのが本人であることは言うまでもない。
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実家方面に行ったので実家にも寄ってみた。 今日は祖母が福岡へと出発する日なので、たぶん両親は留守だろうと思っていたらはたして留守だった。 玄関も勝手口も鍵がかかっていて、のいに会えないぞ、と思ったけれど、どこか一箇所くらいは開いているだろうと家の廻りを徘徊したらはたして一箇所鍵が開いていたので(だめじゃん!)、そこから侵入、もとい入っていった。
いつもなら迎えに来るのだが、お迎えはない(確かにいつもとは違う場所から入ってきたけど)。 のいー、と呼んでみるけれど返事もない。 どこかいな、と思って振り向くと、食卓の祖母の席(エアコンの風が当たるいちばん暖かい場所)に丸くなって、チラッとこっちを見ていた。 鼻先に指を差し出すとペロペロなめた。頭を撫でてやった。でもそれだけだ。 もう見るからにねむそうだ。ねむー、一応なめとくか、チラッ、という感じ。 さみしくなったので撤退した。
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最近、雑誌を買いがちだ。 もともと雑誌は好きで、学生の時から毎回買っているものもあったが(定期購読ではない)、最近は購入数もめっきり減っていた。買ってもきちんと読み通していなかったり。 買い物は手っとり早いストレス解消法でもあるが、デパートなどでばしっと買い物が出来るのは、ある程度気持にハリのある時で、もっと自分の中でダメダメ感が強くなると、本屋さんで雑誌を複数冊手に取っていたりする。ちょうど折良くというか折悪しくというか、雑誌の発売日近辺だったりすると買う甲斐がある。
私はりー氏と違って、読み終えた雑誌は特別のケース(仕事関係である、特集がとってもとっても面白い、など)を除いて処分している。面白いと思えた特集も、取っておいてしばらく経ったら処分してもいいなと思えることも少なくない。 物がない白い箱の中で暮らせたらどんなにいいだろうかと思うが、それはさすがに無理のようだ。少なくとも今は。物を所有したいという気持はあまりないのかも知れない。物が多いのがいやだ。・・・しかし買い物は好きだ。だから買う時はなるべく考えるか、さっさと処分するか、どちらかになる。 さっさと処分する、というのはしかし、自分に許されていることなんだろうか?とも思う。それは、贅沢な話だと思う。となると、よく考えて買うよう(あるいは広義での二次利用が可能なように)心がけるしかない。その心がけが遂行されているかどうかはあやしい。
2003年03月08日(土)
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