酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年03月05日(土) 『恋愛寫眞  もうひとつの物語』 市川拓司

 大学生の誠人(まこと)は成長を止めてしまったような少女・静流と出会う。背が低く、おそろしく華奢な身体なのだ。不思議な彼女をファインダー越しに捕らえる。それがふたりの始まりだった・・・

 WOWOWのドラマとしての恋愛寫眞 と今回の物語は似ているようで全く違う物語となっていました。市川拓司さんはこれで2冊目ですが、市川節って出来上がっているのですね。静かで優しい言葉のやりとりは絶妙。哀しい哀しい出会いと別れも健在。でも心に残るものは優しさだったりする・・・不思議な世界を創りだす人で目が離せないわ。

 別れはいつだって思いよりも先に来る。
 それでもみんな微笑みながら言うの。
 さよなら、またいつか会いましょう。 
 さよなら、またどこかで、って。

『恋愛寫眞  もうひとつの物語』 2003.6.20. 市川拓司 小学館



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