酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年02月04日(金) 『やさしい死神』 大倉嵩裕

 「季刊落語」の編集部編集長・牧大路と部下の間宮緑。変わり者の凄腕編集長・牧には名探偵の横顔があり、緑も好むと好まざると事件に巻き込まれていく。

 このシリーズも3作目になるのですね。落語に詳しくない私でも高座のシーンでは本当に落語を聞いているような錯覚に囚われてしまいます。たまたま先日落語家さんとお話させていただく機会がありましたが、普段も魅力的だ!と思わせる軽妙な話っぷりでいらっしゃいました。芸を磨くって生きてる全てが勉強なのかもしれませんねぇ。
 牧編集と緑が巻き込まれる騒動は、オチが素敵。一番「おお」と唸らされたのは「無口な噺家」でした。懐の大きな人物の計り知れない魅力と実力を堪能できました。すごいv

『やさしい死神』 2005.1.20. 大倉嵩裕 東京創元社



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