酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年01月06日(木) 『二十四時間』 乃南アサ

 <時>は0時から24時まで刻まれる。その1時間刻みの時間に合った物語が時系列ではなくランダムに語られる。主人公の女性が乃南アサさんを彷彿とさせるため、自分の過去をテーマに書かれているのかもしれません。100%エッセイではないような趣が楽しかったです。中でも「十三時」の女の子が学校をズル休みするエピソードがとても良かったです。こういう感覚あった、あったと郷愁を覚えました。

 たった一日のことだったが、私は自分一人が普通の時間の流れから、勝手にすとん、と抜け落ちたように感じた。

『二十四時間』 2004.9.25. 乃南アサ 新潮社



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