酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年12月17日(金) 『学園祭の悪魔』 浦賀和宏

 ‘私’は穂波留美と同級生。秋の学園祭に現れた穂波の兄たちに興味を示す。なかでも陰気そうな安藤直樹がなぜだか気にかかり・・・もしかしたら好きになってしまったのかも。どうして穂波留美なんて暗い女に彼氏がいて‘私’にはいないのか、嫉妬の先に‘私’が遭遇した事件とは・・・

 いやーっ。だめーっ。逃げてぇぇぇっ。誰に対して叫んでいるかは読んで想像してください。ううう、ここまでやるか、安藤直樹。笑わない名探偵・安藤直樹は異端すぎる。私は好きだけど。
 登場する人物の中で二人の人間が自分のために手段を選びません。それがまた酷い手段なので・・・。巻き込まれた不幸だけではすまない残虐さでありました。

『自分でお金を払ってないくせに、偉そうに作品の批判なんかしないでよ。食い逃げして、あそこのラーメン不味かったって言うのと同じだよ』

『学園祭の悪魔』 2002.2.5. 浦賀和宏 講談社ノベルス 



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