桜井修二は盛岡市の石の花という店でアルバイトをしている。鉱物を扱うマニアックな店。修二はこの店でさまざまな人と関わり、恋愛をし、失恋をし、成長していく。 爽やかな青春純愛(?)小説です。読んでいて心が痛い所もあるけれど、それを乗り越えた先に爽快感があります。桜井修二という男性のまっすぐさや不器用さが心に温かく沁みこんでくるようです。 石の美しさが、少しだけ理解できたように思えた。見た目だけではない美しさが、石にはあるのだ。それはまるで人間の心の美しさや、生き方の美しさに似ているように。『あなたの石』 2004.8.10. 関口尚 集英社