酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年09月30日(木) 『ぼくは悪党になりたい』 笹生陽子

 兎丸エイジ、17歳。自由奔放気ままな母ユリコと父親が違う弟ヒロト。エイジもヒロトも父親を知らない。青春まっさかりのはずなのに、エイジは家を平気で空けるユリコとモテモテの親友・羊谷と腕白やんちゃなヒロトに日々振り回されている。ユリコが海外出張中にヒロトが病気になり、ユリコの元恋人らしき31歳の杉尾さんに助けてもらう。そしてエイジの平凡な(?)日常が壊れ始め、エイジは悪党になりたいと思う・・・

 笹生陽子さんは少年を描かせたらホントうまいなぁと思います。エイジはとってもいい子だなぁ。気持ちがいいです。きっと心が健やかなのだろうなー。それに対する母ユリコはぶっとびかぁちゃんであります。でも彼女のおおらかさはエイジにもヒロトにもいい影響を与えていると思う。恋愛事情に関しては物申したいけれども(苦笑)・・・

今のところはそれで十分だったし、急ぐことなんてないと思った。

『ぼく僕は悪党になりたい』 2004.6.30. 笹生陽子 角川書店




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