酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年09月13日(月) 『暗闇でささやく声』 ジョイ・フィールディング

 テリーは40歳独身の看護婦ひとり暮らし。家の裏のコテージをレンタルする旨、病院の掲示板で募集したら、アリソン・シムズという若く美しい女性がやってきた。無邪気で可愛らしいアリソンにどんどん惹かれていくテリー。警告のささやきを無視してコテージを貸す事に決めてしまう。アリソンがやってきてから、数々の不審な出来事が起こり始める。その場限りの言い逃れを繰り返すアリソン。テリーはだんだんと追い詰められ・・・

 まさに大どんでんがえしっ! 久しぶりにこの路線を読んだなぁ。面白かった。ふと大好きだったジョン・ソウルの哀しい女の物語を思い出しました。結局、ある程度年を重ねてしまったひとりもんの女って疑心暗鬼が生まれるし、存在が物悲しいんだよなぁ。とんでもない結末だけど、許せてしまう。哀しいから・・・

『暗闇でささやく声』 2003.5.10.ジョイ・フィールディング 文春文庫




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