酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年08月27日(金) 『西の善き魔女1 セラフィールドの少女』 荻原規子

 グラールの最北端にあるセラフィールド。少女フィリエルは初めての舞踏会に胸をときめかせていた。変わり者の天文学者ディー博士が弟子ルーンにことづけた母の形見の首飾りがフィリエルの運命を変える。舞踏会で王子さまに出会い、ダンスを踊るシンデレラのようなフィリエル。首飾りによって自分の出生の秘密を知り、大きな世界の謀略の渦に否応なく巻き込まれていくのだが・・・。

 田舎で育った少女が実は・・・なんて、典型的な展開なのに心が躍ってしまうのはなぜかしら。それはきっとフィリエルがやんちゃだから。天文学者ディー博士の弟子のルーンが頑固で純粋な少年だから。フィリエルとルーンがどうなっていくのか、わくわくの導入です。異世界にぐいっと引き寄せる荻原規子さんはうまい作家さんだと思います〜。

 あたしがだれのものかは、あたしが決めるわ。

『西の善き魔女1 セラフィールドの少女』 1997.9.15. 荻原規子 C★NOVELS



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