酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年03月11日(木) 『ビッグボーナス』 ハセベバクシンオー

 おれ(東俊哉)は、「トリプルセブン」という会社でパチスロの攻略情報を売っている。ある日、ライバル社「東栄企画」からダーティハリーのネタが流出。試しに買ってみるとこれが本物。このダーティハリーは東がいた会社「ダッシュ電子」の新台だった。東は、このネタを売って売って売りまくるのだが、東栄企画にばれヤクザがしゃしゃり出てくる。絶対絶命のピンチを東は切り抜けることが出来るのか?

 文句なく面白いっ! ギャンブル、しかもパチスロなんてまったく知識は無い私にもじゅうぶん楽しめる物語でした。文章のテンポがすごくいいのですよ。主人公のある人に認めてもらいたい気持ちが切実に伝わってくるし。ギャンブルって怖いなぁ。ギャンブルをネタに稼ぐ人はいいけれど、ギャンブルで稼ごうとはまってしまうと泥沼かもしれない。

 「相談して答えを出してくれなくても、話すことで、頭の中が整理できるって」
 それに人と話していると、自分の中で曖昧だったものがハッキリしたり、意外なアイデアが出たりするときもある。

『ビッグボーナス』 2004.2.27. ハセベバクシンオー 宝島社 



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