酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年01月27日(火) 『イリヤの空、UFOの夏』その2〜その4 秋山瑞人

 尾行されながら、初デートにどぎまぎな浅羽とイリヤ。迫り来る文化祭でフォークダンスをふたりは踊ることができるのか?(2巻)
 浅羽を巡り、恋の火花を散らすイリヤと晶穂。いつしか大食い対決となり、「鉄人定食」なるとんでもないシロモノで死闘を尽くす。そしていつしか芽生えるそこはかとない友情?(3巻)
 イリヤの正体と宿命を知り、イリヤをつれ逃げ出す浅羽。小さな恋の逃避行。しかし、たかだが中学生の浅羽には荷が重く、イリヤの依存に爆発してしまう。そして壊れてしまうイリヤの心。ふたりの夏は終っていく・・・(4巻)

 ボーイミーツガール。そんなありきたりな恋であったなら、こんなせつない読後感は抱かない。なんとも涙がほろほろ伝ってしまうラストでしたわ。辛かった。
 でも面白いです。確実にいい物語だと思った。ただ個人的に言えば、その生い立ちゆえとは言えども、イリヤの浅羽への依存と執着はちょっとどうだろう。常軌を逸脱している気がする。幼いから、初めてだから、一生一度の恋だから。そうなのかなぁ・・・。
 イリヤの受け入れたラストシーンは、あまりにも、あまりにも。

『イリヤの空、UFOの夏』 秋山瑞人 電撃文庫



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