酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2003年12月24日(水) |
『月の扉』 石持浅海 |
那覇空港でハイジャック発生。犯人の要求は、彼らの「師匠」石嶺孝志を滑走路に‘連れて来る’こと。子供を人質にした三人の男女。飛行機内のトイレと言う閉鎖された密室で起こってしまった殺人事件。誰がどうやって被害者を殺したのか? 師匠は滑走路に現れるのか?
ほう。このミステリーがすごいにランクインしただけのことはある物語でした。ハイジャック犯がたまたま名指しした‘座間味’くん(ニックネーム)が、素晴らしい推理を展開し、犯人たちに関わってしまう。巻き込まれ探偵でした。密室殺人の犯人はたぶん予想つくだろうけど、その動機と方法の推理はむずかしい、かな? ラストがね〜、ミステリーなのに〜と驚かされた感ありありでした。ハイジャックまでしてしまう犯人たちの気持ちを思うと、なんとも言えない気持ちが残りました。私だったらどうしただろう・・・。
今の世の中、野心のないカリスマほど厄介なものはない
『月の扉』 2003.8.25. 石持浅海 カッパ・ノベルス
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