酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2003年07月11日(金) 『怪人21世紀 中野ブロードウェイ探偵ユウ&AI』 渡辺浩弐

 ジャングルのような雑居ビル「中野ブロードウェイ」に事務所を構える天才ハッカー探偵・小林ユウ。助手は、電脳美少女アシスタント・AI。
 最新型のCPU、ニンテル1024が組み込まれたロボットが日本のあちこちで暴れ始めた。大阪に出張したユウは道頓堀でおなじみのカニやイカやエビにたこたちが暴走するところに遭遇。このロボットたちの暴走には、ニンテル社ビル・ウォール会長(別名歩く広告塔)が仕掛ける新ゲーム機「Nボックス」をめぐる陰謀が隠されていた・・・。

 テンポのいいライトノベルスでした。読みやすいけれど、意外な結末やオチがあって結構堪能できました。どうやらこのキャラクターたちのシリーズ化を狙っている模様。表紙のイラストAIちゃんがセクシーです(それに惹かれた)。

『怪人21世紀 中野ブロードウェイ探偵ユウ&AI』 2003.6.6. 渡辺浩弐 講談社ノベルス




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