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酔陽亭 酩酊本処 いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。 DiaryINDEX|past|will
江戸の大店‘長崎屋’の若旦那・一太郎はとんでもない虚弱体質。なにかあれば何日も寝込んでしまう。五つの時、祖父が連れてきた佐助と仁吉に支えられ生きている。実はこのふたり人間ではない。妖(あやかし)なのである。佐助は犬神。仁吉は白沢。過保護な両親と過保護な妖たちに見守られ、一太郎は意外に剛な心で殺人事件に立ち向かっていく。 |