青春の思ひで。

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2006年03月03日(金) とは言ったものの。

なんだかしばらく憑き物が落ちたみたいにさっぱりしていたけれど、結局元に戻ってきたような気もする。


あたしは確かに不健康だ。
正常じゃない。
というか腐ってると思う。


だけど、あたしは「健康」で「正常」であることの方が怖い。
そちらの方が狂気染みていると感じるのだ。


ねぇ、それでも生きてきたよ?
「死にたい」と言いながらも生きてきたよ?
それじゃいけなかったの?



ぼんやりと過ごしている時間が多すぎる。
周囲は動き出しているのに。
時間が止まっているような気がする。
就活だって修論の準備だってするつもりだったし、それなりの意欲はあった。
でも、止まってしまった。
あたしよりも先に動き出してしまった親が、就活の話などをすると、どうしようもなくいたたまれなくなる。
何事もなく大丈夫な振りをしているけれど、白紙になったのだ、すべてが。

あたしと、あたしを物理的に失った後輩だけが時間から置き去りにされている。




今年も春が来たよ。
必死で逃げたかったけれど、逃げれなかったよ。
やっぱり一生忘れられないし、逃げられないのだな、と思う。
生きていてよかったと心から思っているけれど、君のためだけにはやっぱり死んでた方がよかった。


天上旋律 |前略プロフィールゲストブック永久少女天然色夢絵巻kitchen & closetMAIL

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