│←致死量に満たない言葉→│
何がしたいんだろう? あたしは何者なんだろう? この世界は現実なの? あたしは此処に生きてて良かったのか。
何も、何も、あたしには解るまい。 他人の気持ちを理解しようとすると、自分が苦しくなってしまう・・・ 何よりも、不可能だ、そんなこと。共感ならできるだろう。 一緒に居て苦しい人とは一緒に居ないことにした。 どちらかが苦しいのは耐えられる。二人ともが少しずつ苦しいのは、 耐え難い事だと感じたから、あたしは、逢うのを辞めにする。
口にしてはいけないと思ってきたが、ある人の日記を読んで 思うところがあったので、友達が見ているこの場所であっても 書いてしまおうと。
あたしは、今まで誰も、何も、心の底から、信じた事は無い。 自分自身がこの世界の全てなのだから、信じ得る者は自身でしかない。 皮肉を言えばキリが無いと、人は言うだろうが、しかしながら、 あたしはずっと、この先入観というものから逃れる事が出来なかった。そう、この現実は、自分がいなければ無いという事を肝に銘じたかった。
違う。違うんだ。 そうではない。
買われている気がしていた男の人を、信じる事が出来た。 それは彼と一緒に居ることで、徐々に彼を取り巻く周囲の真相が 明確になってきたからだとあたしは感じる。信じていない物が 最も信じる事の出来る・信じあえる関係へと発展した。
この気持ちの方向転換が出来た時、 あたしはこの世界に一人ぼっちじゃないのだと。 自分以外の他人を信じてもやっていけるんじゃない?って。 あたしにしては長く伸びたこの細い髪でさえ、この身体が在るからこそ 伸びてゆくのだし、傷だらけでも腕だってあるんだ!!! あたしは、生きれる、生きれる。
甘えてみたいお年頃。§2003年12月08日(月)§ |