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2005年12月05日(月) すますま(トライアスロン)

木村とわたしが、待ちに待ったトライアスロン。
「今日はトライアスロン!」の合言葉を胸に、帰宅した。

「ねぇ! トライアスロン、グアムなんだって!」
そういう会話がされたのは、グアム旅行1週間前。
ありがたいことに、木村さんとつよしくんがグアムで撮影した、
ほぼ10日後くらいに、我々もグアムへ行く予定なのだ。

「なんて幸運!」とばかりに、彼らも買ったであろう、
マカダミアナッツのチョコレートを買いあさったのである。
ちなみに、大阪センターの中居FANの方は、あまり興奮していなかった。
ヘンな興奮をしていたのは、木村とじゅりちゃんだけである。


さて。本編。

ココス島出発!(だったかな?)
島の名前は忘れたが、確かあの島に木村は行ったハズ。
「拓哉も行ったのねぇ〜」と、翌日、うっとりしていた。
おいおい。つよしを忘れとらんかね?



テンション低めな木村君と、正反対にはしゃぐつよしくん。
「げしっ!」「この罰ゲームキラーがっ!」
どんなに言われても、つよしくんの興奮はさめない。
なぜなら、大好きな木村君と一緒だから(わかりやすいな)

ところが!スタート地点では、うってかわってはしゃぐ木村さん。
「あれ? テンション上がっているな」という中居さんに、
「テンションあげるしかねーだろっ!」と、怒りの言い訳(笑)

あぁ。かわいそうに。かわいそうに。
木村さんは、とーっても、憂鬱なお仕事だったのですね。
そりゃそうだよね。常夏のグラムで、トライアスロン(笑)
あのね。北半球とはいえ、暑かったよ。確かに、暑かったよ。


でもって、先に木村君が、どぼーん!
いいね、やっぱり。先陣を切る男、木村拓哉は、いいね。

「大丈夫か?つよし」「流されているぞオレら」「もうちょいだ!」

相手を気遣い、そして冷静な判断。
そしてその相方、くさなぎつよしは、やみくもにクロール(笑)
そりゃ確かに、泳ぐのやめたら、沈んじゃうけどさ。



中継地点で、その後の海の乗り物選択。

「おぉぉ!! ジェットスキーだぁっ!」
興奮する木村君とつよしくんに、こっちも興奮!
「きっ、木村君とつよしくんのジェットスキー。見たい!」
やっぱ前は木村君よね、とか思いつつ、念力送りながら鑑賞。

「うきわはさ、ピンキーなヤツだよな」

くっ。笑っていいですか? 中居さん、ピンキー(笑)

でもって、木村君の予想は
・吾郎様・ジェットスキー
・慎吾ちゃん・カヤック
・中居さん・うきわ(笑)

「オレは、ゴローって言ったよ」

なんか、ぷっすまだね、コレ。
ユースケさんがインフルエンザでダウンして、急遽木村君が呼ばれた感じ。
去り行くジェットスキーにも、つよしくん、へらへらしているし。
当然、木村さんの、げしっ! が入りますわナ。



最初はそろわないカヤックも、木村君の指示でそろいだす。
そうか。だから先頭がつよしくんなんだ。
司令塔は後で、だから、木村君なんだ。

玉様ビリヤードでもそうだが、木村君の指示は明確だ。
どうすればいいかを、きちんとつよしくんに伝えてくる。
だからつよしくんは、素直にそれに従う。
勿論、従えるだけの運動能力がないと出来ないのだが、
とりあえず、木村君の指示にきちんと従っている。

そしてそろいだす、ふたりのオール。
画面で見る限りは、けっこうな勢いで海面をすべっているようだった。




自転車で30km。いやもう既に疲れているよね。
「いくぞ! つよし! 怪我に気をつけろよ」
快調に飛び出す木村拓哉。そして足のはまらない、くさなぎつよし。
なんでこのふたりは、こうも違うかな?

木村君の気遣いがいい。くいくいって、つよしくんを呼んでいる。
つよしくんも素直に、呼ばれていっている。

先を走る木村君。その後を追うつよしくん。
単に順番の問題なのだが、あのふたりの歴史を、関係を見ている気がする。

常に前を走る木村君と、それを見ながら走るつよしくん。

前を走る木村君は、堂々として自信に満ち溢れている。
つよしくんはその姿を見ながら、自らも追いつこうと進む。

ついつい、つよしくん目線で木村さんを見てしまう。
かっこういいな、と、思う。つよしくんが憧れるのがわかる。

つよしくんには、こんなにステキな目標の人が側にいる。
具体的過ぎて、うらやましい。
わたしにも、そんな人が側にいたらと思う。
具体的な目標が、常に側にあるとないとでは、成長度が違う気がする。
本当に、つよしくんは幸運だな、と思う。
(じゃ木村君は、どーしてあぁなれたのかが、不思議でもあるのだが)


「拓哉もすごいけど、つよしの方がすごいよね」そう木村が言った。
だが、自分はそうは思わない。
解説者の方も言っていたが「木村さんはフォームがいい」

確かに最後まで走ったのはつよしくんだ。
2歳の差が、そしてこの後来る強烈なハンディが、木村さんを不利にした。
けれども運動能力という点では、木村さんの方が上な気がする。

泳ぎもきれいだった。自転車もそうだった。
カラダを使って、ということにおいては、フォームは大事だと思う。
効率よくカラダを使うこと。その能力は、木村さんの方が上だと思う。
最終的には、体力だとかそういうこともあるかもしれないが、
そういうのは年齢差も影響があるからね。




「だから言ったじゃん! ゴローにしとけって!」
次のボーナス乗り物は、代々木公園の二人の自転車(笑)
「どれも微妙だな」というだけあり、確かに、どいつもコイツも。

「セグウェーは慎吾。ローラーブレードは吾郎。自転車は中居」
そう自信たっぷりに言う木村君に、
「それって、フツーじゃん」って、くさなぎつしよし(大笑)

木村拓哉に向かってありえないよ。オマケにさっき大失敗したクセして。
でも木村君のイヤそうな顔が、猛烈に好き!木村君でも、あんな顔すんだ!
内心、どう思っているんだろう?
「普通じゃんってどういう意味?バラエティー向きじゃないってこと?」
確かにマジな回答をしてしまっているが、今はそんな余裕ないぞ(笑)
つよしくんは、なぜあんなことを言ったのか?
恐れを知らぬ、愚か者だからだろうか?(多分そう)


「中居君は本当はやさしいんだよ」と、つよしくんは言う。
さっきは浮き輪だったけど、今度は優しいものを用意しているのだと。
自信度を顔で表現してみてと言われ、アドリブ、ナイス!

「オマエは、アイツを知らない!」

吐き出すように木村君(笑)
木村君! じゃアナタは、一体中居さんのナニを知っているの?
お願い、お願い。一生のお願い! お願いだから、教えて、教えて!


「だかた言ったじゃん!ゴローにしとけって!!(怒)」

ってかアナタ。中居君は知っていても、くさなぎつよし知らなさすぎ(笑)
木村拓哉も、意外にツメが甘いな。
つよしくんも、つよしくんで「あららら」とか言ってるし。
もうムカツキ度大爆発だよね、木村さん。ホント、かわいそ。
でも、それもこれも、選択権をアノ男に渡した、アナタが悪い(笑)



そして仲良く二人乗り。またまた後は木村さんなのね。

「えい、えい、えいっ! うへぇ〜!!」

なんかもう。30男だよ、オッサンくさい(笑)
そうだよな。アイドルだけど、よくよく考えると、ふたりとも30過ぎ。
中年に片足つっこんでいる歳なんだよなぁ。

もう掛け声が、超おっさんくさい!
いくら日頃はかっこうつけていても、こういう時、でるんだな(笑)

二人は「負けるなっ!こんな坂に負けるな!」と必死だが、
VTRを見ている慎吾ちゃんは「降りたほうが早いんじゃない?」だって!
でも結局彼らは「降りなかったぞ。負けなかった!」と大満足。
ホント、見ているこっちも、カラダにチカラが入って、疲れるぞ。



「もうちょいっ!」 木村君は常に声をかける。
大坂の途中で、もうふたりの足が、ぷるぷるしている。
「降りようと思ったけど、木村君が降りなかったから」と、つよしくん。

木村君の言葉や姿勢に、影響を受けている。
木村君の言葉に影響を受け、苦しくてもがんばる。
それって、すごい相手を尊敬しているからできること。
生半可な尊敬だったら、あの苦しさを乗り越えることは出来ないと思う。



「あの自転車、とっても軽いんだよ」とスタジオの木村君が持ち上げる。
でもって、吾郎様も挑戦!なのだが、

「うおっぉお!!」

うーん。ここにも、オッサンが・・・・。(泣)
苦しい時のうめき声で、年齢がバレるね。悲しいね。




そして木村拓哉に襲う、大魔王くさなぎつよしによる3度目の最大の悲劇。

「いいよ。つよしが選べよ」
あぁ。まだわかっていないのね、と思うが、それでこそ木村拓哉。
「じゃオレこっち!」とするのも、くさなぎつよしだから。

「もしつよしくんが遠慮しても、木村君は電動をつよしくんに勧めたよね」
そう木村に言うと、木村もうなずく。

多分、木村君は、相手を不利にすることは選ばない。
相手を不利な状態にしたら、多分彼は心からこのレースを楽しめない。
だから彼は、苦しい方を選ぶ。

「あー、失敗した!」

そう後悔もするけど、でも、それでもまた、不利な方を選ぶと思う。
だって彼は、つよしくんより年長で、つよしくんがかわいいから。
だから彼は、つよしくんが好きなほうを、選ばせる。
つよしくんもそれがわかっているから、素直に木村君の気持ちに従い、
自分も最も素直な気持ちを、木村君の前で出す。

あのふたりに言葉での確認なんて、いらないんだろうな。
木村君もどんなに後悔しても、つよしくんを悪く思わないだろうし、
だからつよしくんも安心して甘えている。

年長者であり、そして木村拓哉だからだな、と思う。
彼はきっと、そんな自分を、誇りに思っていると思う。
ちょっとだけ、ソンな役回りだけどね。
でもあえてその役を選ぶアナタは、ステキだと思いますよ。


「気をつけてね」「木村君もね」そう言ってふたりは分かれる。
案の定、舌切り雀のつづらのような結果。
距離は短くても、木村君のルートは過酷だった。

「オレの後、つよしの爽快な感じとかになるんだろうなぁ・・・」

べびばーんばーんばーんっ!「けっこういい! 爽快!」
ふぉーっ!とかまで、言っていたもんね(笑)

でもって、さんざ苦労した木村君のVTRの後、
「あっ。木村君」って、オマエ、マッサージかよっ!(怒)
さすがにつよしFANでも脱力。画面の木村君も脱力。
怒るに怒れないって、こういうことね、って感じ。



でもって、最後に走る!

「ひざが痛い」

痛い、痛いと、めずらしく木村君が弱音を吐く。
ありえない。よっぽどい痛いんだ、と、さすがに心配。
そしてとうとう「くだりはムリ」と、木村君は歩き出してしまった。

ありえない。木村拓哉がそんなこと。
どれくらい悔しいかは、日頃の木村君を見ていればわかる。

そしてつよしくんは、走り続ける。
どんどん、どんどん、木村君との距離が離れていく。

多分、彼は今、止まれない。
止まったらもう走り出せないと、多分、知っている。
木村君も知っている。だから彼は、つよしくんが走り去るのを、
黙って見送ったのだ。必ず、ゴールまでは行くぞ、と、思いながら。


「木村君が側にいてくれたように感じたから」と、つよしくんは言うが、
ひとりで走るつよしくんの後姿は、さみしかった。
木村君がいない後姿は、悲しかった。

追いかける木村さんの姿は、とても苦しそう。
でも木村君も止まらない。つよしくんが待っているのを、知っているから。
そして木村君が立ち止まらないことを、つよしくんも知っている。
だから彼は、ひとり先に行くことができる。


私は、あなたが私を理解しているということを、私は知っている。
そして、アナタがソレ知っているということを、私は知っているし、
私がそう知っていることを、アナタは知っていると、私は知っている。

若干日本語訳に自信がないが、孔子と荘子の会話。
「互いに語らずして心の奥を分かり合う」
それは尊敬ということだと思う。
言葉ではわかっても、具体的な関係を見たことはなかったが、
この放送を見て、わかったような気がする。


とぼとぼと、痛々しい姿で木村君がゴールに近づくと、
つよしくんが飛び出してくる。
照れくさいのか? どげしっ!と、つよしくんにケリ一発(笑)


「かなり待った?」「そうでもないよ」
あったかいね。優しい言葉だね。

ふたりがいい。二人で走る。ぽてぽて走る。

ぽてぽて、ぽてぽて。そしてゴール!


最初に予想していた、ふたりの根性バトルにはならなかったけど、
でも、とってもいい。とてもいい。ふたりの関係が、とってもいい。

かなり厳しい罰ゲームだったと思うけど、よかったね、つよしくん。
木村君と一緒に、苦しいことをやり遂げて。
アナタきっと、とってもうれしいハズ。

よかったね。よかったね。
だからちゃんと、木村君に、足のマッサージをしてあげてね。
そして二人で、グアムの夜を楽しむ時間があったら、と思います。
木村君とふたりきりで、なんて、なかなかないものね。

つよしくんと木村君が、楽しいグラムを過ごせたらなら、と思います。



追伸

絶対、ユースケさん欠席に際は、木村拓哉で。
「つよしに振り回されているよ・・・」
意外に盲点なんだな、木村拓哉にとってのくさなぎつよしって(笑)

もう、ぜひぜひ、ぷっすまで、ふたりMCを。
ありえない木村拓哉満載! と思われます。
木村君、怒りのあまり、憤死しちゃうかもしれませんが、
まぁ、一度くらいは、そんな狂ったアナタの姿も、見て見たいものです。


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