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2003年08月02日(土) スマステ(広島)

つよしくんと慎吾ちゃんは、今ごろ、めでたく、メクチュを、ジュセヨ、
できたでしょうか? よくまぁ、がまんできました。えらい、えらい。
とか言って、少しくらいは、ひかっけていたりして(笑)
さすがに、彼らの表情からは、アルコールの臭いは、しませんでしたね。


久しぶりの、スマステ。
偶然、テレビをつけたら、ちょうど、放送開始。
おぉ! 広島から、生中継か? と、思いましたら、つよしくん登場。

ほんと、他のメンバーの方も、たまには、出演してくださいませ。
いつも、つよしくんばかりでなくても、いいでしょうに。
だって、広島には、今、全員、いるのですし、お時間も、あるのでしょうから。
ちろっと、お顔を出すだけでも、いいのです。
焼肉食べながらでも、ぜんぜん、いいのですから。

しかし、広島、行ったら、お好み焼きじゃないのでしょうか?
焼肉って、東京でも、充分、食べることが出来ますし、
それに、中居さんは、1週間前の、東京公演初日の夜も、焼肉でしたよね?
週1で、焼肉は、そろそろ、年齢的に、いけないと、思われます。
えぇ、わたしも、もう、難しいです。(←人のこと、言えません)

しかし、中居、木村、吾郎様、の、3人で、焼肉ですか?
なに、話、しているんでしょうね?
無言で、スマステ、鑑賞? って、感じでしょうか?
なんだか、会話、弾みそうもない、雰囲気です(笑)



”日本を知ろう!”

MIJに、ひっかけていると思われる、この企画。
いいんじゃ、ないでしょうか? けっこう、好きかもしれません。


”宮島がね、いちばん、きれいで、よかった”

韓国で乗った、タクシーの運転手さんが、たまたま、日本語が話せて、
で、バックパックで、日本を1周した、経歴の、持ち主。
てっきり、京都・奈良が、よかったのだと、思っていたのですが、です。

わたしは、高校の修学旅行で、宮島に行きました。
干潮時で、砂浜を、てけてけ歩いて、で、ございます。
高床式の建築物から、ぽつんと離れた、大鳥居。
満潮時なら、さぞ、きれいだろうな、と、思ったものです。


そして、原爆資料館も、当然、修学旅行ですから、行きました。

”吾郎ちゃんが、行ってたよね”
ナレーションの裏で、小さく聞こえた、つよしくんの声。

吾郎様が、仕事で行ったのか、プライベートか、はたまた、修学旅行か?
そこらへんのことは、わかりませんが、しかし、あのメンバーの中で、
吾郎様だけ、というのが、彼らしい、いや、彼ら、らしい。


”行ってみたい”

まさか、来年のツアー時、ちょいと、行ってみようとは、思わないでしょうが、
でも、若い頃は、興味がなくても、大人になって知る、その大切さ。

一度ね、行ってみてください。
時間もないし、機会もないでしょうが、日本人ですから。
”行ってみたい” と、思うなら、行った方が、いいでしょうね。


自分も、けっこう、そういう場所は、行くようにしています。
L.A.では、日系人博物館に、行きましたし、北京では、そういう場所は、
行けませんでしたが、韓国では、西大門独立公園に、行きました。
板門店も、統一展望台にも、行きましたしね。

西大門独立公園は、植民地時代の、政治犯専用の刑務所です。
独立運動家や支援者などが、投獄された、そのままの形で、残っています。
外からのぞくと、真中に、薄暗く、長い廊下があり、両側が、監獄。
真夏なのに、その中だけ、日陰ということもありますが、
じっとりと、ひんやりした空気が、あります。

そして、恐ろしいのは、そこから、数十メートルの距離にある、処刑場。
つまり、刑務所から、丸見え、なのです。精神的に、これは、怖い。
”日本人は、そこから、生きて出てくるが、韓国人は、死体で、出てくる”
説明書きに、日本人であるわたしは、入る勇気が、ありませんでした。

また、ミン妃殺害現場に、行ったとき。
韓国人の親子連れが、子供に、”イルボンサラム、イルボンサラム・・・”と、
何度も繰り返して、説明しているのを、さすがに、聞いていられませんでした。



”アメリカ人のこと、どう思う?”

逆に、質問されている、乙武さん。

自分も、アメリカのいとこに、受けたことのある、質問。
第二次世界大戦の話をしていて、出てきた質問です。

稚拙な英語で伝わったか? 
と、いうより、20だったわたしには、明確な考えが、なかった。
無論、今でも、難しい質問だ。

でも、アメリカ人が、という問題では、ないように思う。
アメリカ人が、そう、気にするのは、そうだろうな、とも、思いますが、
おそらく、ほとんどの日本人が、それに、こだわっての、広島ではないと、思う。


”日本人だって、広島の教育をするのは、アメリカ人が、憎いからでしょう?”

韓国人の友人の言葉。さすがに、それは違うと、猛反した。(日本語で)
日本人は、そんな、せまっくるしい考えで、広島を、残しているのではない。
しかし、そう、韓国人の友人が考える、ということは、
韓国人は、そう考えて、戦争教育を、受けていると、いうワケだ。



”広島が、教えることは、たくさんある”
その言葉が、印象に残ったという、つよしくん。
自分は、”お互い、教えあうことが、出来る”の言葉が、印象的でした。

おそらく、気持ちは、同じ。
望んでいることも、同じだし、目指していることも、同じ。
願っていることは、世界中、みんな、同じなんだよね・・・・。



韓国人は、どんな人でも、心の中に、小さな火種を、持っていると、
思っていたほうが、いい。
自分達の歴史を否定され、文化を否定され、言葉を、習慣を否定され。
その屈辱は、おそらく、拭い去ることは、出来ないように、思える。



”日本人も、アメリカ人が、憎いんでしょう?”

違うとは、思いつつも、言葉は、しどろもどろ。
向こうも、難しい日本語の羅列に、戸惑い気味。
価値観の違い、歴史観の違い。支配者と、被支配者の、違い。


”日本人も、アメリカ人が、憎いんでしょう?”

絶望するような、この問いかけに。

おそらく、つよしくんも、遠からず、この壁に、ぶつかるはず。
いや、もう、ぶつかっているかも、しれない。
その時、彼は、どう応えるのか?


”アメリカ人のこと、どう思う?”

敗戦国である日本人は、被害者だけで、あるのか?


ものすごく、難しい内容に思えた、今日のスマステ。

”焼肉! めくちゅ!”

焼肉でも、ビールでも、いいのですが、せっかく、この放送の後。
慎吾ちゃんと、ふたり、広島の夜を、そういう議論で、
あかしてみるのも、よいのでは?


まぁ、ありえないと、思いますがね。


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