我思うゆえに我あり

2003年06月27日(金) ソロ活動アーティストについて思う



どれだけ人を信用することができるか、
これはその人のパーソナリティを決める上で大きな要素だと思う。

人を信用できる人は、
温かい人間関係を築き、自然とそこに人の輪ができていくだろう。
相手を思いやる気持ちに溢れていて、自分のリスクも厭わない。
それは素晴らしいことなのだろう。

バンドって人を信用できない人は、できない。
腹から人のことを信用できないと続かない。




基本的に人を信用できない人っていうのがいて、
そういう人は自分だけを信じているから他人がどうなっても平気
だし、独善的に陥ってしまう。協調性がなく、単独行動が多い。
無意識で人を裏切ってしまい、後悔しても後の祭り。
後悔さえしない人もいる。

口先で「信用しています」って言っても、
腹の中では完全には人に心を開いていない時、
「こいつはずるがしこいから腹では別なこと(利害とか)を考えて
いるな」。と勘付かれる人には勘付かれてしまうのだ。

おそらく人を信用できない人は、育ってきた過程で、
人からあまり愛を与えられず生き抜いてきたか、誰かに酷く裏切られて
続けて辛い思いをしてきたかで「もう信じれるのは自分だけしかいない」
と腹をくくって生きている。したたかにコソコソと他人を利用しながら。


そんな人を前に、

君は口先では「信用しています」って言っても、
腹の中は違うことを考えているよね?
偽っているじゃないか!何ごとだ!


とその人をなじったり、
悪意を覚えたりはしない。

(可哀想な奴)と思いつつ、
自分と近くて、愛らしくも思えてきてしまうのだ。


ソロとして存在しているアーティストにそんな人、多くないだろうか
(バンドでもそういう人はいて無理して続けてると思うけど)。ここ
にきてプロのみなさんの噂話を耳にすることが多くなったけど、「み
んなそんな人間できた人(心の温かい人)ばかりじゃないんだなー」
と変な意味で安心したりもする。みんなの愛するあのアーティストだ
って(騙されたかなんかで)人のことを安易に信用できなくて、頑な
に自分を守って生きてたりするんだ。


そんなことを思う自分は今、
誰かを信じて生きる、ということに挑戦している。
無意識で人を裏切ってしまった痛みを腹で反芻しながら。



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