| 2003年03月05日(水) |
「コバルト原チャリ」セルフ全曲解説・その3 |
<アルバム全曲解説>つづき
■M06■「僕を君のなかに」
歌を歌って生きると決めたとき、越えなきゃいけない壁が一つあるとし たら、「恥ずかしさ」という壁だと思う。 この曲はものすごく直で愛を伝える歌なんだけど、今までTAKUは、こう いうストレートなラブソングを書くことを意図的に拒んでいた。恥ずか しかったから。
この曲のように堂々と「好き」っていうメッセージを書くって言うこと は自分にとって相当な試練だった。まっすぐなラブソングを書かない、 というのがそれまでのTAKUのアイデンティティでもあったから、勇気の 要る曲作りだったのです。 でも、この曲を書き上げたことで、ラブソング恐怖症という壁が見事に 取り払われ、泉のようにラブソングが沸いて来た。それがいい事か悪い 事かは別として、次なるTAKUの扉を開けた作品なのです。
作詞・作曲: オオゼキタク 編曲:栗尾直樹(Far East Club Band)
この曲はピアノから始まってだんだんとストリングスが分厚さを増してい く構成。歌詞の一節に「オードリーのビデオ」ってあるように、どこか映 画音楽を意識したのでは!?と思わせるアレンジに拍手。
■M07■「ゼット(S130型)」
この曲は「DEMO8」に入っている「渋谷歩こうよ2000」っていう曲と同じ 手法で作りました。大体のメロを決めたらほとんどHIPHOPのフリースタイ ルと同じように口をついて出てくる単語や韻をどんどん書き留めてって、 最後編集するっていうやり方。
当初歌詞はこの倍くらいあったんだけど長いので割愛しました。でも30分 くらいでほとんど完成した曲なのです。早口言葉みたいな速射系の曲。カ バーできたら偉い!!
あんまり意味を考えて作ってないけど、歌の世界としては、池袋を名車フ ェアレディZを転がして女の子をナンパ→横浜へデートへ連れ出すんだけ ど、意外と純情な男の子っていう設定。
結構こういう曲の中に、本音を練りこんでたりすんだな。
作詞・作曲: オオゼキタク 編曲:木村万作(Far East Club Band)
「チープな打ち込みの音を多用したいです!」って説明どおりのアレン ジになりました。後ろで小さく色んなエフェクト音が入っています。スタ ッフで何かとお世話になりっぱなしのうにちゃんの声も収録。ちなみに最 後のコーラスはそこにいた人全員の声です。
■M08■「相談」
不安で苦しくて、前にも後ろにも進めなくなったとき救いとなるもの。 それはやっぱり全部を吐き出せる相手だと思う。
そういう相手を持つ幸せ、そして聞いてくれる相手の優しさの温度みたい なものを表現したいと思ってこの曲を作りました。
最初、M6の説明にもあるようにラブソング恐怖症だったので「完全に没! 」っていう分け方をしていたんだけど「出てきちゃったものはしょうがな い。もう全部活かし!」って方針を転換したことによって命拾いした曲な のです。
作詞・作曲: オオゼキタク 編曲:田口智治・オオゼキタク
TAKUの希望でずーっとサポートでキーボードを弾いてくれた田口智治さん にグランドピアノをお願いしました。ブースを隔てて鍵盤にあわせながら 歌を歌って録音したので、機械的なリズムは一切入っていません。
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