私の彼女。
DiaryINDEXpastwill


2003年07月31日(木) ひらきなおり。

ほんと、ものすごい久しぶりの日記でございます。
IDも忘れてしまうくらい・・・

最近、引っ越しの準備やら何やらで、いろいろバタバタしています。
家の中は、もうすでにダンボールでいっぱい。

ベッドを買いかえる事にしました。
シングルベッドからセミダブルベッドへ。
親や友達の手前、さすがに、ダブルベッドを置くわけにはいかないので。
これでやっと、2人でベッドで眠れます。
今まで、シングルベッドに2人はつらいからってことで、
ベッドがあるのにもかかわらず、床に布団を敷いて2人で寝ていました。
それでも結構狭かったけど。

直は意外に、ねぞうはいいんです。
たまーに、人のお腹の上に足をかけて気持ち良さげに寝ていますが。。。(-_-;

引っ越しで、いろいろ考えました。
最近、引っ越しの準備で、お互い自分の家に帰ってて、
1人でいる時間がものすごく多かったから、本当にいろいろ考えました。

直のこと。
直とのこれからのこと。
直といる自分、私といる直のこと。
家族や友達のこと。
仕事のこと。
将来のこと。

ケンカもたくさんしました。
もすごいひどい事もたくさん言われた。
足りないものをたくさんたくさん求められて、泣いた。
別れるって、言った。
もう、やめよう!って、何度も思ってしまった。
目にクマはできるし、肌は荒れ荒れで。
毎日、いろんな不安が襲って、イライラして。
イライラしては、直にいやな言い方をして、大ケンカになって。
そんな事の繰り返しでした。

正直、ビアンって大変ですよ。
女は、大変です、本当に。
それをすごく実感した。

嫉妬や束縛はつきる事がないし、
いつもどっかに不安を抱えてる。

女の人って、どんなに「好き」って気持ちがあっても、それが全てではなく、
いつでもどっか冷静で、結局自分の事が1番大事みたいなとこがあるんだと思う。
自分が持っているもの、得られるもの、手に入れたいもの、
いろんな損得勘定を常に持っている気がする。
あ、もちろんそういう女の人ばかりじゃないのかもしれないけど、
とりあえず、直も、そして私も、
相手を想うことの根底には、常に「自分」があるんだと思う。

私は、直を心のどこかでは、きっと信用していない。
それは、自分自身を信用していないから。

女はコワイ。

そんな事をいろいろうだうだ悩んでいたんだけど、
家の本契約をして、なんか開き直りました。

ダメになるときはダメになる!
このまま今の家に住んでいたって、どんなに束縛したって。

人が、常に今よりもっといいものを求めてしまうのはあたり前なのかもしれない。
でも、相手が今よりもっといいものを見つけてしまうのは、本当に怖い。
その時、今一緒にいる私の価値は、その人の中で、うんと下がってしまうんだろうし。
だから、なるべく多くの人にはかかわらないで欲しいって思ってしまう。
いろんなものを見ないで欲しいって思う。
知らなければ、ここが1番居心地のいい場所だと思っていられるからと。

でも、そんな風に、いつも相手の気持ちの変化を怖がって、おどおど、ビクビク暮らしているなんて、なんかバカみたいだし。
私自身が、それだけの人になってしまう。

直は、頭がいい。
「それだけの私」に、すぐに気づく。
常にもっといいものを求め続ける。

私自身、もっといいものを求め続けられなくてはいけないんだと思う。

私は、そういうとこ、昔からかなり保守的で。
お店でも、
いつも同じものを頼んでしまう。いつも同じものを買ってしまう。

成長しつづけるのはもちろん、成長し続けようと思うのも、ものすごく大変です。
言葉でこうして書くよりもずーっと、ずーっと大変です。

今のままの自分でいいんだ、、、って許される場所にいられることがどんなに楽か。
「結婚」とか「家族」いう約束ごとや形で相手を縛れたら、どれほどの安心感の中で生きていけるんだろうか。

でも、私にはどっちもない。
強くなるしかない。
直を好きでいる限りは。
ビアンとして生きていく限りは。

もう、開き直るしかないです。

新しい家が、どうか私達の味方でありますように・・・
そんな漠然とした事を、願うだけです。

なるようにしかならない。

結局、こうありたい!なんて望んでみても、できないものはできないし。
物事は、理屈だけではすすまない。
頭ではわかっててもできない事はいっぱいあるし。
現に、今までもできないことだらけだったし。
けど、案外何も考えずに、少しづつやってみたら、簡単なことかもしれないし。

とにかく、今は、できる事から、少しづつやってみます。
何もしない人ではいたくないから。

チャレンジ、チャレンジで。


rin |MAIL

My追加