私の彼女。
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2003年07月20日(日) 不安の中での決断。

久々の日記です。
いろいろな事がありました。

1.直が盲腸になった・・・というか、なりかけた。
2.性欲がないと言われた。Hができない2人になってしまった。
3.引っ越す。直と2人で暮らすことにした。

3は、1のなりゆきで、急に決まった。
この前の水曜日だったかな。
盲腸の疑いがあると、前の日血液検査してもらった小さな診療所で言われた直と一緒に、家の近くの大きな大学病院に行った。
私も直もとりあえず午前中だけ会社休む予定で行ったんだけど、
検査がたくさんで、結構時間がかかってしまい、終わったのはもう午後だった。
結局、盲腸というわけでもなく、盲腸になりかけているような状況で、
前の日診療所でもらった抗生剤が効いてて、白血球数も正常値にもどっていたので、ひきつづき抗生剤を飲んで様子を見るとのことでした。
大事にいたらなくて、ほんとよかった。
盲腸で切らなくちゃいけないとなると、
あそこの毛も切らなきゃいけないのかもとか、
入院しなくちゃいけないのかもとか、いろいろ心配してたんだけど、
なんとかそうならずにすみました。

で、病院でた頃にはもう1時半まわっていたので、
今日は2人で休むことにしてしまいました。

時間あるし、じゃ、ちょっと不動産屋でもまわってみよう!ということになり、某大手不動産屋に行ってみました。
そしたら、いろいろ出してきて、
もし今日時間あるようでしたら、一緒に行ってみますか?って。

で、4つの物件を見せてもらいました。
このうち最初の3つは、どれも最悪・・・
不動産屋のお兄さんは、やけに自信満々だったけど、
どう考えても決めたくなるような物件ではなかった。

しかし!
最後の1つ。
これが最高にいい部屋だったんです。
アパートなんだけど、1階に1部屋2階に1部屋と2世帯しかなくて、
2LDK。
お風呂とトイレ別!
システムキッチン!
収納たくさん!
出窓が2つもある!
いい部屋でした。ほんとに。
でも家賃もそれなりに高くて、今の直と私の家賃を足した額より、
1000円高い、12万ジャスト!
2人で住むからには、今までよりも家賃を下げたかった。。。
でも、この部屋はいい!
考えること・・・30分。

決めてしまいました。
来週の木曜日が本契約です。
8月10日から家賃発生で、もう住んでもいいそうです。

でも。
急にいろんなことが動き出して、正直、今、
自分の中でいろんな気持ちがいったりきたりで、いっぱいいっぱい。
ものすごく不安な自分がいる。

お互い、家の保証人になってもらう為、2人で住むことを親に話した。
決して、いい反応ではなかった。。。

私は、ここに住んで、もう8年6ヶ月になる。
ここを出て行く決断をせまられた時が、何度かあった。
「結婚」という決断。
でも、どうしても踏み切る事ができなかった。
ギリギリになって、やめる・・・って言ったこともあった。
もちろん、それは相手に対しての想いがそれだけのものだったということなのかもしれないけど、
どうもこの家には、私の決断を迷わせる力があるような気がする。
私はもともとすごく保守的な性格で、「攻め」が苦手で、
かけごとのような決断は絶対にできない。
今現状のキープが1番の幸せだと思ってしまう。
特に大きな幸せが降らなくてもいいから、すごく辛いことが起きないで欲しいと思う。
そんな私を許して、あと押ししてくれる部屋だった。
現に、ここに住んでいる間、それほど大きな悪いことはなかったと思う。
もちろん辛い別れもあったけど、また幸せな出会いもあった。
大きな病気とか、トラブルなんかは、ぜんぜんなかったし。
転職のこととか思い起こしてみても、ついてた事が多かった気がする。

だから、正直、私はここから出るのがすごく怖い。
出たとたん、何かすごく悪いことが起きてしまうんじゃないか、
そんななんの根拠もない恐怖感がある。

そしてもう1つ。

直と一緒に暮らすことの不安。

恋愛感情がなくなってしまったあと、私達はどうなってしまうんだろう。
一生、愛され続けること、愛し続けることなんてできるんだろうか。
正直、自信がない。

はじめに書いた2番。

これが、私の信じていたものを、大きく揺さぶった。

Hなんて、なくてもいいって思ってた。
私自身の性欲も確実に減っているのもわかっていた。
Hとその人への愛情は、決して比例しない、そのことも十分わかっていたつもりだった。

でも、いざ直にそう言われた時、
やっぱりどうしようもなくショックだった。

私がこれを書くことで、直を追いつめてしまうことになる・・・。
そう思うと、書くべきじゃないのかもしれない。
(書いてしまったけど・・・)
直自身、自分のそういった感情をどうすることもできなくて、苦しんでる。
間違っても、そんな直にHをムリにさせたくはない。
私に気を使ったりして欲しくない。

私は、決してHがしたいわけではないから。

ただ、Hがもたらすものは、
考えていたよりずっと大きかったのかもしれない。

もう、これは、どうしようもないこと。。。

私も前の彼女の時、そう同じように思ったからよくわかる。
わかるから、とても辛い。
そして、直のはじめてつきあった人、直はその人と付き合っている時は、そうならなかったこと。
そのこともとても辛い。
それを直自身が、心の中で比較していること、
長谷川今日子には、ドキドキすること。
みんなみんな辛い。

それでも、そんな風に正直な直が好きだと思う自分と、
直に恋人として愛されてはいないんじゃないかと思う自分と、
恋人としてだけじゃなく、家族としても、友達としても、
1人の人として信頼され、大事にされているんだってわかっている自分と、
それでも、不安を捨てきれない自分と。

それでも、私は直との生活をスタートすると決めた。

とても怖い。
不安、迷い、そんなものがずーっとうずを巻いてる。
おかげで、ここ何日か直とうまく話せない。
喧嘩ばかり。
さっきも電話をバン!って切ってしまった。
直がそういうの1番いやなの知ってて。

でも、言葉にできない不安を、うまくぶつける事ができない。
ぶつけたところで、直がつぶれてしまうから。
これは、どうしようもないことなのだから。

それでも私が、直と前に進もうとしているのは、
直とのこれからを信じる気持ちがあるから。
そして、自分自身が変わりたいから。
このまま何もしないで、居心地のいいこの場所にいても、
きっと何も変わらないから。

怖くても、不安でも、迷いがあっても、
今踏み出す1歩で、きっと何かが変わる。
もしかすると、悪い結果が待っているかもしれない。
あの時引っ越さなければよかった、そう思うかもしれない。
でも、今までそうやって結局いつも逃げた。
決断できないでいた。
踏み出せないでいた。

もうそんな自分はいやなんです。
変わりたい。

この1歩が招く結果がどうであれ、この1歩は私にとってとても大きい。
とても勇気のいる大きな1歩なのです。

┌┤´д`├┘ ふぅ…
今週は、一緒にいるべきだったかもしれない。
自分の事でいっぱいで、
お互い、相手のことを思いやれなくなっている私達。

私が不安な時は、直もきっと不安なのに。
そして、一人で解決することはないのに。
私には直がいる。直にも私がいる。
1番わかってあげられるのは、私なのに。

大事なものを見失ってしまう。


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