静かなる零への回帰録...翔人

 

 

カテゴリ - 2004年06月14日(月)

私は「私」という人間なのであって、
一つの生命体なのであって、
それを何かのカテゴリに分類されてしまうのは、
とても腹立たしく思う。


昔から、この容姿の所為か、結構女の子には人気があった。
所謂『憧れ』だった。背は高いし。声もハスキー。
中性的な私は、恋に恋する純粋無垢な乙女から見れば、
それはそれは恰好の対象物だった。

でもそういう目で見られれば見られるほどに、
私はそれを破壊してしまいたくなる。
そして嘲笑いたい。


私はロリータ、かつパンク愛好者、アナーキスト、
終末思想者、寂しがり…云々。


人は他者を自己の中のどれかのカテゴリに配分できないと
不安に陥るらしい。そりゃそうかもね。何者?って話。
でも私はその『何者』でいい。


カテゴリに配されるのも、イメージを固定されるのも、
一括りにされるのも大嫌い。
私は私だ。他の何者でもない。


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