その意味は。 - 2006年06月09日(金) 金曜の夕方にフィットネスに行くとフロアのTVでアンパンやってるんですよ。 で、ストレッチなぞしながらぼーっと眺めつつその構図を考察してたんです。 順当な路線→抗菌物語。 アンパンだの天丼だののキャラ化された食品を食う(醸す)腐敗&食中毒系の雑菌。 場合によっては直接人体へ悪影響をもたらしたり。 子どもに手洗いやなんかの身近な滅菌・殺菌の必要性を訴える抗菌グッズ屋の回し者(笑)。 ここまで考えて、「ちょっとマテ」と思ったのです。 生態学と社会が絡む複雑路線へ導く事実→アンパンも菌なしには成り立たないんですけど。 パンもイースト菌(酵母)を使わなけりゃ膨らみませんから、 「菌vs菌の恩恵を受けたもの」の反乱の物語になってしまうのだろうかと。 いやいや待てよ、黴菌(バイキン)は腐敗をもたらすもので、酵母菌は上手く使えば発酵をもたらすもの。 悪玉と善玉の区分と対立構造は一応存在しているのでOKと言えるかも。 もちろん、二つを分けるのは利用する人間の、言わばエゴなんですけど…。 …とすれば、利己的な人間中心主義に塗り固められた哀しきステレオタイプを 子どもに植え付けるなんとも暴力的な物語に。 でも教育者なんてそんなもんとも言えますね。哀れ、黴菌男たち(笑)。 ついでに言えば酵母菌だって酸欠状態なら嫌気呼吸であんまり人体に有り難くない物質生成したりもしたはず。 アンパン男だっていつか腐れて駆逐される側に回る可能性があるということですね。 黴菌男はきっとアンパン男の使用済みの顔から生まれでたのですよ!(黒笑い) そういう路線で考えると、オレンジ色の方は突然変異で撹乱物質でも生産するクチでしょうか。 環境ホルモン、と言うと生物から化学物質に次元が変わってしまいますが、そんなノリで。 ここで新たな要素を付け加えるなら、 パン工場で焼くようなアンパンをふっくらと焼く為に一般的に用いられてるイーストって、 世界大戦の資源不足の中で開発されたらしいです。どこの国かは覚えてませんがinヨーロッパ。 何か他の製品を作る際に発生する余りものからどうにか精製してみたらいい感じだったと。 単一の酵母菌だけを培養・加工した、戦争が生み出したサラブレッドとか言ってもいいんじゃないかと思います。 戦争の申し子・アンパン男たちという黒い過去を設定できてしまう、と。 人類による自然改変と征服・支配・駆逐の物語と読み替えることが出来るという結論です。 何やってるんでしょうこの不真面目大学生。 蛇足ですが、 アンパン男たちのアイデンティティの問題 (=頭部は交換可能・身体の露出が全くないのに衣服も交換可能→本体は一体何なのか) と、 動物たちの擬人化された社会における、半擬人化されたパン屋の飼い犬の倫理学的意味 (=人語は理解するも発音不可能・食卓につくことは許されるが裸+犬小屋…一体あれは何なのか) という二点も疑問ですね。 キャラクター化された料理たちの一部を食べる、ということはカニバリズムにも通じている、という指摘も成り立つことでしょう。 凄いな、アンパン男。恐るべしアンパン男。 そりゃあそんな異形の存在の友になるのは愛とか勇気とかの概念だけの存在なのも頷けるというものですよ。 以上、長々とお付き合いくださり有り難うございました(笑)。 -
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