| 2003年10月17日(金) |
「星々の舟−雪虫−」 |
星々の舟、という本を読み始めました。取り合えず一話分を読み終わって。直木賞受賞作らしいです。 帯につられたんですけどね、私は(笑) 兄妹の禁断の愛、とかいうのは、個人的に好きなので。馬鹿みたいだと思うけど、フィクションだから許せることってあるんですよね。実際に兄妹で愛し合ってしまう人もいるのかも知れないけれど、私には理解できる範疇にはないので。 ていうか、兄と、って考えると気持ち悪いのですが(苦笑) で、一話目「雪虫」という副題のついた話です。 その家族関係、何とも言えないものがありますね。重之の前妻の子供が、貢と暁。後妻との子が沙恵と美希。 しかも、沙恵は後妻のつれ後だと思われていたのに、実はまだ前妻が生きている頃に重之が不貞をなして生ませた子、というのだから、また・・・。 何にしても、哀れだなぁ・・・。 とりあえず、暁視点のお話で、沙恵との関係、家族との確執がメインテーマでしょうか。実の兄妹だと知っていたら、そんな風にはならなかったのかなぁとも思いますが。 実際、彼らが成熟した大人になってしまってまで互いのことを愛し合っていることが一番に切ないことですよね。 大人って、自由な子供と違って分別に縛られてしまうから。子供が自由とは言えないけど、大人はより詰まんない常識に縛られるのだろうなぁ。 まぁ、実の兄妹で子を為すと、異形の子供が生まれる確立が多い、というのは遺伝子の関係で医学的に証明されているらしいので、仕方ないですねぇ。 次の話も気になります。 今気になるのはお兄さんの貢さん、かな。
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