「人間」菅井優児
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仕事が終わって一人になったら泣いてしまった。 駐車場でまた泣いた。
他の校舎に行く用事があったので、立ち寄ったが泣いていた事がばれてしまった。 元気づけてもらった。会社の人に涙を見せるなんて情けない。
帰りの車の中、このまま一人でいる事が堪らなく辛かった。 夜遅くに友達に電話し、会う約束をする。 皆も同じ気持ちだったみたいだ。
4人でまだ皆が学生だった頃に足繁く通っていたファミレスに行く。 そこで昔の話をした。
改めて考えれば、中学校時代の仲間が偶然にも再会してもう10年以上経つんだな。 この先10年、20年後はどうなっているんだろうか。
勿論、今よりもっと会う機会は減っていくだろうな。 お互いに家庭を持ち、守らなければならないものも増えていくだろうし。
でも今この瞬間、俺は間違いなく救われていると実感した。 慰めあうわけでもなく、10年前とさして変わらない関係が確かにあった。 他の皆も同じ事感じていたなら俺は嬉しい。
帰り道、俺は歩いて家に帰った。 もう涙は出なかった。 10年前のあの頃にはもう戻れないけど、 10年後にまた今日からの日々を皆で語り合う日を願った。
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