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日々のモエログ

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2005年11月06日(日)
いい握手会

夜勤明けにビックサイトに行き、アイドルと握手をするために6時間並んだ必死なバカがいる。
ま、ソレすなわち私なんですが。
本来、6日は夜勤と夜勤の狭間(朝帰って来て、またその日の夜に行くというパターン)のはずで行けないと諦めていたけれど、なんやかんやで気付いたらシフトが変えられていて、夜勤明けになっていた。
行けそう!!睡眠なんて関係ない!アイドル様に触れるんだ!!!ということで、11時に仕事を上がって、猛ダッシュで有明へ。THAT'S☆執念。


いい握手会、という言葉があるかは分からないけれど、とてもいい握手会だった。
特に私は、ほとんどラスト。駆け込みセーフ組。夕方6時近くになってやっと、歓声上がる、あの向こうにアイドル様がいるのね、夢の国★の黒幕に近づいた頃には、3ポイント後ろくらいで、ハイ、列はここまで!これで打ち切り!と係りのお兄ちゃんが柵を撤収していた。
そして、握手会自体も、メンバーの疲労はピークに達していたらしく、1時間半列が動いては30分休憩、1時間動いては15分休憩、40分動いては10分休憩と。そんな状態。

結局、6時間並んだうちの3時間近くは、待っていたような気がする。
でも、周りからは何の不平も出ていなかった。あれだけたくさんの人がいたのに、特に大きな混乱は無かったようにも見受けられた。
最後の方になると、小さいお子さんのいる方を先に握手させるという気遣いまでもがあったようだった。それに対しても、特に反論の声も無かった。
多分、メンバーが頑張っているのが分かっていたし、気持ちが一緒だったからだと思う。

私たちもこうやって頑張って待ってる、メンバーも頑張って、たくさんのファンと握手をしている。
休憩の多さは、逆に、途中で打ち切りとかは無くて、絶対にここに居る全員と握手をしてくれる気でいるんだーと、こっちもがんばろう!がんばって待とう!っていう気になった。
妙な一体感があった。
しかも、トップアイドルである彼らが、ファンの為にここまで体を張ってくれているのだ。どれだけ感謝してもしきれない、本当にありがたい気持ちにすらなってくる。



と言いつつも、物理的に疲労は蓄積されていくもので、要は疲れた者同士が握手するのよねーと言いながら、とにかく、特に不満も持たず、あんなに待てたのは、メンバーと握手できるというのはモチロン、同じ気持ちでがんばっている、というのが分かっていたなんじゃないかなーと今となっては思う。私だけかもしれないけど。
あるとき、友達が言った。
「握手会って、執念よね…」
確かに。そうかもしれない。
こっちは「絶対にメンバーと握手するぞ…」という執念。向こうは、「絶対に全員と握手をするぞ…」という執念。
握手会とは執念で出来ている。のかもしれない。







そんでもって、肝心の握手ですが。メンバーさんたち、疲れ果てていらっしゃったのか、基本全員うっすらとした笑い。でも、意外にしっかりとした笑顔で驚いた!こんな長時間だし、もっと、やる気なさげかと思っていたら(こら)、全員がとてもしっかりとした笑顔。プロ意識を見た気がする。
加えて、ゴールが見えてきて、明らかに何かを吹っ切った感じで、ナチュラルハイにもなっていた。だが、その状況が逆に良かったのか、一人ひとりと握手をすることだけに集中していた気がする。一瞬だけど、ちゃんと目も見てくれた。

そんでもって、久しぶりに、火事場のバカ力を発揮した。痛い子としてのポテンシャルの高さを発揮してしまった。
やっぱり、本物目の前にするとダメやわー。もう即死。
しかも私、握手した時点で、既に26時間近く睡眠をとっていなかった。ナチュラルハイの極致。タガが外れてもムリはない(都合のいい言い訳)。
ということで、本当に完全に単なる痛い子世界発信だが、仕方ない。これが私だ。自分の為の覚書。
(痛い子だとは本当に百も承知なので、色々ご意見おありでしょうが、それについては言わないで下さい。そもそもこのサイト自体、自分の萌えログ保管庫ですので!)





















まずは岡田くん。見た瞬間、心の中で。うわー!深いー!(顔の彫りが)と。
「頑張ってください」と言ったら、「ありがとうございます」と。すごく丁寧に対応をしてくれている印象を受けた。


次に、健くん。前の前の子が、少し時間を取ってしまい、係員に強引に押されていた。そして、そのあおりを受けて、私の前にいた友人は、前の前の子と一緒に流されそうになっていたのだが、健くんは、わざわざ去って行ってる友人に自分から一生健命(笑)手を伸ばして握手をしていた。
そんな様子、健くんの左手のホワイトバンドを見ながら、健くんやさしー!と思った瞬間、多分、私の中の何かが崩れた。健くんと握手。気付くと言ってた。

「健くん大好き!」(アイタタタタタタタ)

だって〜。本当に優しい子っこぷりを発揮してて、もう、思わず出ちゃったんだもん〜(言い訳)。すると健くん!さすがアイドル!そんな痛い女にも、にっこり笑顔で応えてくれました。健くんの笑ったときに出来る頬のシワ(ノットほうれい線)が見れて、嬉しかったなぁ。


次。井ノ原くん。緑色の服を着ていた。一番じっくり見た。ちゃんと顔を覚えている。というか、やっぱり昔の知人によく似ていて、初めて会った気がしなかった(知るかよ)。
お疲れなのか、結構な無表情。「井ノ原くん、頑張ってね」と言ったら「ありがとうございます」と。初めて会った気がしないため、思わずタメ口になってしまった。ちょっと反省。


次、長野くん。この人、今日、何千人くらい、こんなキ○○イ相手にしたんかなー、申し訳ないよなーと今となっては思うが、仕方ない。こっちは数少ないチャンスだったのだから。
ということで、聖母のような微かな笑顔を見ながら、気付けば、「長野くん、愛してます★」とコクってました。テヘッ★
それを受けての長野くん。
ビジネス用のうっすらとした笑い→うっすらビジネス用の苦笑い(だが、バカ女を見る呆れ隠せず)。微かに鼻で笑う。→小首を傾げた!!(昇天)
こんな状況なので、○○を確認するなんてとても出来なかった。先に握手をした友人からの速報、顔がデ○かったなんて、全く分からなかった。


次に森田さん。
至近距離で見たスーパーアイドルモリタゴウは、あまりにもお疲れだった。目が半分、閉じかかっていた。
んだもんで、思わず、「森田くん、あとちょっと、頑張ってね?」と世話焼きババア口調で言ったら、笑ったのだろうか、右の口の端が少しだけ上がった。


そして、最後に坂本さん。
コレまで散々、痛い子パワー全開!疲れ果ててるメンバーに迷惑省みず一方的に話しかけてた私だが、恐ろしいことに全てアドリブだ。「頑張ってください」で済まそうと思ってたのに、気付くと口が勝手にコクってたのだ。世話焼きババァになってたのだ。
だが、スタア坂本さんに関してだけは、何を言おうか決めていた。
直前に友人がくれたメールに従い、「タップに惚れました!!!!!」と言おうと決めていた。(その心は色々あるが、それはまた今度)
だが。握手をして、坂本さんの顔をまっすぐ真正面に見た瞬間。
目が合う。信じられないくらい色素の薄い、まっ茶色の瞳。吸い寄せられる。そして瞬殺、ノックアウト。
それまで結構冷静だったのに(嘘付け)、そこで初めて奇声をあげた。
「うっっわぁっ!!!超カッコイイーーーー!!!!」と本人に向かって絶叫。
すると!坂本さんが!!よく女性お笑いタレントを見るときの、面白い女を見る時の目で私を見たー。呆れたように笑いながら。
イロモノ担当として、我が人生に悔いなし。








そんなこんなで。
彼らの心意気を含めて、とてもとてもいい握手会だった。
ブイシックス、大好きだーーーー!!!!