2002年02月26日(火) ユキチとランチとタウンセンター

さあ。今日から南国仮面は週末の連休明けで仕事、ユキチは学校だ。
独りで時間をつぶさなくてはならないのだけど昨日からユキチと約束していたので
奴の学校に行くことになっている。昼の予定は完璧だ。昼だけ。
食卓テーブルをみるとどんぶりがおいてある。
一体おきぬけに何丼を食わせようというのか。

なんとうな丼じゃないか。

さすがの俺も朝からこんなへヴィーなものは食えやしない。
しかしこれを食わねば何もないので仕方なく口に詰めるようにして
うな丼を平らげる。これは俺を試しているのか?と思ってしまったりもする。

で。シャワー浴びてネットを少しばかりするとユキチの通っているサウスビルという学校に向かう事になった。

俺は喫煙する。ユキチが校舎から出てきて入り口のところにいるのが見えた。鉄格子になっていてエメラルドグリーンの制服はまるで囚人のようだ。趣味も悪い制服だということはここの生徒全員が周知だろう。タバコを片手に車を降りるとユキチは激しく真面目な顔で「タバコはやばい!!」と大声を張り上げた。むう。そうなのか。

タバコを処理して学校へとむかう。Visiterという札をつけてサウスビルに侵入。
ユキチは昼飯をおごってやるといってたので何を食わせてくれるのかと思ってたら
スパゲッテイィだった。朝からウナギ食ったからこれでも満足だ。
会計の時にユキチの後ろに並んでいたナヨっとした男が俺の方をチラっとみて
ユキチに「Your Friend?」と聞いていた。あとから聞くとこれがゲイのジャスティンらしい。

韓国人が多く住む地区のそばにあるせいか生徒はかなり韓国人が多かった。みな、俺のほうをチラチラ見ていた。そんなに珍しいのか。
昼飯を食ってバスケットコートでユキチとしょうもない話なんぞをしてから学校を見せてやるというのでついていくとどうやらそこは立ち入り禁止の所で彼は先生みたいな人になにか言われていた。

俺がいればどこでもいけるとでも思っていたのか。それは大きな間違いだ。
とにかく俺とユキチがうろうろしているとみんなが俺のほうを見てくる。
その謎はすぐ解けた。ユキチの友達が3,4人現れたのだ。彼らは日本人でいちいち名前なぞ覚えていないが、矯正をつけた矯正マン、色黒ぽっちゃり小太りで言葉を発しない黒コデブ、ユキチのホットメールを覗き見る幸一の4人だったか。
そのうち幸一と黒コデブは「しゃべらない」オーラがでていたし、しゃべっても面白くなさそうだったので敢えて話をする事も無かったが、矯正マンはよくしゃべっていた。まずどこにあるかも知らないのに

「どこの大学ですか」から始まり「今度駅の名前にもなってる大学に行ってる友達の所に行くんです」
と俺にとってどうでもいい身の上話をしてくれた。挙句の果てに「関西って大学いくつあるんですか」と俺には到底わかりかねる問題を出してきたので「君、関東やろ?関東に大学いくつある?って聞かれて答えられないように、俺も関西にいくつ大学があるかなんて知らないし、数えようと思った事もない」と言ってあげた。その間もその辺を通りすがる生徒が俺のほうをチラチラ見てくるので彼に「なぜ皆俺のほうをみるのか」と尋ねたところ「新入生が入学前に見にきてるんでしょう」ともっともな事を言ってくれた。ふふん。

ユキチとメントスを食いながらしゃべっていると昼休みは終わり、俺は帰らなくてはならなくなった。
いいかげんタバコもすいたかったしちょうどいい時間だ。俺はサウスビルを去った。
黒コデブと幸一とは1ミリも言葉を交わさなかった。

帰り際、運転手にタウンセンターへ寄ってもらって俺はそこでぶらつき、クレープを食べようかと思ったけども起きぬけのうなぎがまだ効いていたのでやめておいた。

結局南国仮面は急遽今週まで休みを取れる事になり3月1日まで休暇、そして土日と休日をすごす事になった。

今夜は特筆する事もなく、例によって夜更かしをして寝た。


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