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2014年10月19日(日) ジャン=マルク・ルイサダ氏とイザベル・カンピオン女史を迎えたマスタークラスを通して私が伝えたいこと(1)

『lesson de ラ・パレット』

私が初めてルイサダ先生のレッスンに触れたのは1996年のことでした。
その後も、殆ど来日の度に名古屋で行われていたマスタークラスに、駆け付けたものでした。

そして、レッスンに触れる度に感じたのは、“音楽を極限まで追求する姿勢の厳しさ”です。

ルイサダ先生のレッスンに初めて触れたのは、私自身が生徒として…でしたが、今から考えると信じられないくらい下手だった私に対して、ルイサダ先生は、決して手を抜く事なく熱心にレッスンしてくださいました。
1フレーズ、1つの和音、一つの音、そしてそれらを音にするために必要な動き、そのどれにも妥協せず要求されたのは私の人生で初めてで、それはとても大変なことだったのですが、同時に、そうしなければ得られない音楽の世界があるのだということを実感しました。

また、取り組んでいる楽曲のどこをどう弾くか…以前に、一回のレッスンでは学びきれない、けれども演奏の根幹を成す大切なことがあるのだという事にも気づきました。
そして、それらを学ぶために何をすればよいか考え続けていた結果、北川正先生に巡り合い、lesson de ラ・パレットを始めることになったわけです。



(続く)


『lesson de ラ・パレット スペシャルマスタークラス
ジャン=マルク・ルイサダ氏とイザベル・カンピオン女史を迎えて』
聴講募集中です
http://home.att.ne.jp/moon/lesson_note/JMLmasterclass2014.htm


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