Diary


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2003年07月18日(金) ノミ駆除剤



毎夏のことであるが、我が家では猫ノミが大発生している。

今までは、猫には天然成分のノミ除け薬を投与し、それでもなかなか完全駆除はできず、うどんちゃんは後ろ足で首筋をカキカキ、人間たちは手足をボリボリしながら夏が過ぎるのを待っていた。

しかし、今年は私とI氏はあまりノミに咬まれていない。うどんちゃんもあまり痒くなさそう。・・・そう、今年人生(猫生?)初の夏を迎えるちくわちゃんにノミ害が集中しているのだ。

猫の体温は人間より高いらしいが、猫同士で比べた場合、メス(うどん)よりオス(ちくわ)の方が体温が高いのだろうか。ノミ取り櫛を買ってきて梳いてやると1回あたり5〜10匹捕獲できる。しかし、しょせんイタチごっこで、櫛で梳いた次の瞬間には別のノミが体につく。

ハーブの虫除けは最早まったく効力を現さず、ちくわちゃんの地肌はカサブタだらけ。私はようやく意を決し、動物病院で買ってきたノミ駆除剤「フロントライン」を投与した。

すると、投与後すぐに、ちくわちゃんの周囲から一切のノミが消えた。この「フロントライン」、哺乳類には影響を与えず、ノミだけを退治するという画期的な薬らしいが、その効力を目の当たりにすると結構コワイ・・・。あの生命力のカタマリのような「ノミ」を一網打尽とは・・・化学物質ってホンマに「徹底的」なんやなあ。


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