徒然なるままにときど記
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2014年06月20日(金) 私にとってのS.Oラストライブ

呟きにしようかと思ったけど、長くなったのでものすごく久しぶりにこちらに書いてみることにした。

友人に薦められてハマって以来、ずっと愛してきたS.Oのウチの地元でのラストライブに行ってきた。
整理番号は良くなかったが、それなりに前の位置を確保。
開場はぎゅーぎゅーになっており、私もTK○の木○氏みたいな体系の人と密着し異常に体温が伝わってきて不快感を覚えたり、後ろにいる中途半端に手を振る男性に何度か頭を殴られながらも、完全燃焼すべく声を出し暴れていた。

しかし中盤で異変。
あまりにも詰め込み状態になっていた+当日体調が万全でなかった友人が「気分が悪くなった」という一言を残し離脱。
パニックになった私はすぐに反応できなかったが、とにかく友人の後を追った。
そして友人がある程度復活するまで待ち会場に戻ったが、とても体調の悪い人間が立っていられる状況ではない。
スタッフさんに交渉し、本来一般開放していない2階席に何とか上げてもらい、後半はそこで観戦した。
人に埋もれていたら絶対に見られないシーンや舞台全体も堪能でき、結果オーライと言えなくもない。
本来1時間以上立っていられないはずの私にとってはよかったと言ってもいいかもしれない。


しかし、ここで私が以前別所で書いた日記の一部を引用してみる。

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彼らの音楽の意義は聴くことだけではない、ライブに参加し完全燃焼することにある。
彼らのライブは見るものではなく「一瞬たりとも気を抜けない真剣勝負」なのだ。
だから私は立ってるのは1時間が限界と診断されてるポンコツの足でもスタンディングを貫いた。
終わった後丸一日はまともに歩けないけど、それでもよかった。
その時のやりきった感が心の支えだった。
今まで好きになった人たちで、ここまでライブでこんな参加姿勢になったことはないし、普段の私の好きなジャンルからして多分これからもない。
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そんなわけで、本来なら絶叫するはずの曲のいくつもを、めっちゃ俯瞰から見下ろすのは、面白かったけど辛い部分も多かった。

そして私にとって最も悲劇なのは…
友人は東京のラストライブのチケットを取っていることだ。
こればっかりは私のお金がないのが悪いんだけど、正直一番悲しいぞ!?
生霊になって憑依できたらいいのになぁとか本気で思ってる私。
もうさ、ST○Pなんちゃらなんてどうでもいいから誰か早くどこでもドア作ってくれ(笑)。


話は前後するが、ライブの終盤、アンコールでこのライブ最初で最後のMCの時。
「解散しないでください!!」
と叫ぶファンがいた。
そこからもう出るわ出るわそんな声が。
彼らだって心から解散したくてするわけではないのはずなのに。
苦渋の決断であったはずなのに。
そんなことはサイトにアップされた文を読んで、ラストアルバムの音を聞けば十分にわかるはずなのに。
それをCru(わかりやすく言えばファンのこと)がわかっていないなんて…
そりゃ私だって解散なんかしてほしくない。
でもそれを本人たちに言ったって苦しませるだけだ。
そんなことをわからずに自己満足でそんなことを言えてしまう人たちが本当に許せなくてドン引きした。

ずっと押し黙った後、やっとの思いで声を出すDiggy。
ただずっと前を見続けるHi。
そしてシンセ櫓に埋もれるくらい深々と頭を下げる、公式発表ではきっかけを作ったとされるShinnosuke。

そんな姿は見たくなかった。
でもそこに遭遇した人間としてその全てを人に埋もれない場所から全て見ることができて本当によかった。
あのフロアで、無責任な言葉を放つ人たちの中にいなくて本当によかった。
(いたらぶち切れて何をわめいたかわからん)
心から、心から、そう思う。



そんなライブを終え、自分の中で一つだけ整理できていないことがある。
いろいろなハプニングが起こってしまったため、
「あ〜、貴重な体験できたけど完全燃焼できなかったな〜。次は思う存分燃え尽きよう!」
そんなことを未だに考えているのだ。
もう次なんてないのに、どうしても終わった気がしないのだ。

でも、それでいいと思うことにした。
次は燃え尽きよう、そうずっと思うことにした。
『次』がいつか必ずくることを信じて…

ま、もしそんな時がきたとしてもポンコツ足に加えて物理的にずっと立ってられないお年頃なってそうな気もするけど(苦笑)。


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