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読書日記「ミオよ わたしのミオ」 - 2002年04月14日(日)

リンドグレーン著 岩波少年文庫

ピッピの印象をもって読むと
全く別な世界に驚く。

主人公のボッセ(ミオ)は孤児。
ピッピも、しかしほとんど孤児ではあったな。父はいたが。
ポジティブな孤児。

ところどころにうっすらと悲しみの色がにじんだような表現が見え、
それがこのファンタジーをリアルなものにしている。

一人称の語りはたんたんとしているが
それがかえって、少年の幼さや寂しさ、底知れぬ不安をくっきりと描く。

作品中でいくどとなく繰り返される
「ミオよ わたしのミオ」の響きがうつくしい。
静かながら心ひかれる作品。


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