徒然なるままに…
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結局『塩狩峠』は読み始めたその日のうちに一気に最後まで読んでしまった。 あらすじを一言で言うと、キリスト教に反感を持つ主人公がクリスチャンになり、犠牲の死を遂げるという話。 (ちなみに著者の三浦綾子自身がクリスチャン。) 小説に引用されている以下の聖書の一節が全てを物語る。
「一粒の麦、地に落ちて死なずば、唯一つにてあらん、もし死なば、多くの果を結ぶべし。」 新約聖書『ヨハネによる福音書』第12章24節
私はキリスト教系(プロテスタント)の高校に通っていたけど、クリスチャンではない。 (校内に教会はあったけど宗教の授業はなかったので、キリスト教についてもたいして知らない。) けれども、クリスチャンの精神や生き方は割とよく理解できる。 自分の生き方や考え方と重なる部分が結構あるから。 そういう部分は、人から見れば「ストイック」と形容されるんだろう。 (もちろん私は全てにおいてストイックなわけじゃない。だらしない部分もあるし、俗っぽい部分もある。)
でも、熱心な信者が自らの貫くべき信念を人(神?)任せにすることが私には理解できない。 自分の信念に従ってストイックに生きるのに、宗教心はいらないんじゃないか。 (ゆるい宗教心なら、道徳的な基盤になるからあっても良いと思うけど。)
色々書いたけど、小説自体はとても面白かった。
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