まだ、やってます。
今日も、かいこさんの日記。

2008年03月01日(土) 真夜中の雷

昨夜の丑三つ時に大きな雷が轟いた。
鋭く地を撃ついかづちというよりも、
長い尾を引くように地を震わし
轟音がしばらくの間夜を包み込んだ。
半分夢から覚めた途端に私は、
きっと隕石が地球に衝突したのだと思って、
やがて衝撃波がやってくるに違いないと確信し、
それと同時に体が硬直し始めたのだった。
世界の終わりは、
こんなふうに何気ない毎日のはざまに
不意にやってくるのだと。
轟音が小さくなっていく頃に
あたりが真っ暗になっていることに気づいた。
停電になっていたのだった。
部屋の豆球もケータイの充電ランプも
皆消え失せ、
稲光もましてや月も顔を見せぬ曇り空、
部屋は真っ暗闇に包まれた。
否、あまりに暗すぎて
そこが自分の部屋だったのかも定かでない。
もしかしたら違う何処かの暗闇に
落とされていたのかも知れない。
あの轟音がまだ遠くに聞こえている気がして
また近づいてくるような気がして
しばらくふとんの中で固まったままだったが、
そのうち眠気がまぶたを痺れさせ、
体が解けてきたとき、電気が戻った。
・・あれは雷だよ、と得心したのは翌朝だった。
・・なんか、ほんとに怖かったよ。


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