夏の章の見逃し分を友達に借りました。 いやあぁぁぁもうもう、ニャンコ先生最高!! かわいー。ぷりちー。斑とのギャップがたまらん。 話もやっぱり泣ける。 原作以上に夏目の成長ものとして描かれてる面が強いことに今更気づいた。 妖が見えるせいで人間不信の孤独な夏目が、人間以上に純粋で情に満ちた(ということはつまり「ファンタジー」ということだ)妖との交流を通して少しずつ「大人」になっていく。(人間との関わり方を覚えていく) 夏目にとって妖は、自分の不幸の原因でありながらアイデンティティでもあるわけで、見も蓋もなく言えば優しい妖と関わる居心地のよさに安住して、人間との交流を諦める「落とし穴」が待っている。実際、ある妖に指摘されていた。 「妖で寂しさを紛らわせてはいけない」 それはたぶん、ゲームやオタク文化に没頭することで人とのうっとうしいコミュニケーションを避けている、少なからぬ孤独な少年少女への警告でもあるだろう。 そして、その孤独を誤魔化しながら成長してしまった私のような「オトナ」にとっても。 いまだに、自分にとっての「妖」から離れることができないし、多分この先も同じだろう。 でも、ほんの少しでも、昔よりは何かがマシだ、と感じられるのなら、そういう閉ざされた人生も悪くないと思う。 広辞苑が魚類図鑑を羨ましがったってしょうがない。
|