家に帰ると、のりくんが出迎えてくれた。
私の顔を見るや否や、
「・・・どうしたの?」
「心雑音がある。」
そう言われて凄く動揺したけれど、その後絵本の読み聞かせの指導を受け、帰りに夕飯の買い物を済ませ、家に戻った。
「心雑音がある。」
そういわれはしたけれど、病気があるとはっきり言われたわけじゃない。
(大丈夫。大丈夫。)
(落ち込むのははっきりと心臓に疾患があると言われてからでも遅くない。)
自分に言い聞かせて、平常心で帰ったつもりだった。
だけど私、きっと、スーパーの魚のようにうつろな目をしてたんだと思う。
のりくんの従兄は、心臓の弁に穴があいていて、
「20歳まで生きられないだろう。」
と言われていたらしい。
顔も青白く、いかにも体が弱そうな感じだったけれど、お医者様の予想を裏切り、20歳までに死ぬどころか、40歳を過ぎたいまでも元気に暮らしているって。
心臓病の確率を調べたら、100人に1人の割合だという。
結構な割合だな・・・。
重篤なものから軽いものまで、きっと様々なんだろうけど、のりくんの従兄のようなケースもあるし、もしゆうみも心臓に疾患があったとしても、落胆しないようにしよう。
心臓が悪いからといって、ゆうみはゆうみに変わりない。
愛おしさこそ増しても、かわいさが減るわけでもないし。
今ここにこうしているゆうみは、泣いたり笑ったり、とても元気。
私にはどうすることもできないのが心底ツライ。
ゆうみの力を信じるしかないのです。。。
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