アワワワワ!忘れてた・・・忘れてたよ。 BBSをなんとなく見て気がついたんだけど! 12月の第九のチケット代をはぐうに渡してないよ私! あわわ。すいません。マジ忘れてました。 渡してないよね・・・・。渡した覚えが無い。無さ過ぎる。 あ〜ごめん。変な場所ですが謝ります。申し訳ありません。 大変な不義理ものです。 今度あうときっていつの事になるのか見当もつかないので、 書留で送っときます。 毎回、忘れてしまうに違いないから。四千円だっけ? そうそう、確か四千円。 「クマのプーさん全集」 「プー横丁にたった家」より単なる抜書きをしまーす。 「どこへいくんです?」と、いって、プーもいそいで、クリストファー・ロビンのあとからつづきました。たんけんかな、それとも、ほら、こないだの、あのことかな、などと思いながら・・・・ 「どこでもないんだ。」と、クリストファー・ロビンがプーに、「プーきみね、世界じゅうでいちばん、どんなことをすのがすき?」「そう・・・」 と、プーはいいました。「ぼくはいちばんー」と、ここまでいってから、プーはかんがえこまなくてはなりませんでした、なぜかというと、ハチミツをたべることは、ずいぶんいいことではありましたが、たべるよりちょっとまえに、ほんとにたべているときよりも、もっとたのしいときがあります。 でも、プーは、それをなんと呼んでいいのかわかりません。それからまた、クリストファー・ロビンといっしょにいるのも、いいことだし、コブタがそばにいてくれることも、心やすいことだし・・・で、いろいろ思いあわせたあげくに、プーはこう答えました。「ぼくが世界中でいちばんすきなのはね、ぼくとコブタであなたに会いにくんです。そうすると、あなたが「なにか少しどう?」っていって、ぼくが「ぼく、少したべてもかまわない。コブタきみは?」っていって、外は歌が歌いだしたくなるようなお天気で、鳥がないてるってのが、ぼく、いちばんすきです。」 「ぼくも、そういうのはすきだ。」と、クリストファー・ロビンはいいました。「だけど、ぼくがいちばんしていたいのは、なにもしないでいることさ。」プーは、ずいぶんながくかかってから、ききました。「なにもしないってどんなことをするんです?」「それはね、ぼくが出かけようと思っていると、だれかが『クリストファー・ロビン、なにしに行くの?』ってきくだろ・そういうことさ。」 「ああ、そうか。」 「ぼくたちがいまやっていることが、なにもしていないことさ。」 「ああ、そうか。」と、プーはいいました。 「ただブラブラ歩きながらね、きこえないことをきいたり、何も気にかけないでいることさ。」 「はあ!」プーはいいました。 <中略> 「ぼく、ちゃんとわかってないんだ。」と、思いました。 それからまた、クリストファー・ロビンがどこかへいってしまうのか、それはわからないけれども、とにかく、そこからかえってきたとき、クリストファー・ロビンは、いろんなことを話してくれるだろうが、そういうことをまちがえなくのみこむのは、ひじょうに頭のわるいクマとしては、ずいぶんむずかしいことだなとかんがえました。「だから、きっと、」と、プーはかなしくじぶんにいいきかせたのです、「クリストファー・ロビンは、ぼくにはもうなにも話さないだろう。」そして騎士というものは、なにも話してもらわなくても、忠勇でありさえすれば、いいのかしらとかんがえました。 そのとき、ほおずえをついて、じっと下の世界をながめていたクリストファー・ロビンが、またきゅうに、「プー!」と大きなこえでいいました。 「え?」とプーがいいました。 「ぼくーあのね、ぼくープー!」 「クリストファー・ロビン、なに?」 「ぼく、もうなにもしないでなんか、いられなくなっちゃったんだ。」 「もうちっとも?」 「うん、少しはできるかもしれないけど。もうそんなことしちゃいけないんだって。」プーはつぎのことばをまっていましたが、またクリストファー・ロビンがだまってしまったので、「クリストファー・ロビンなに?」と力づけるよるにいいました。「プー、ぼくがーあのねえーぼくが、なにもしないでなんかいられなくなっても、ときどき、きみ、ここへきてくれる?」 「ぼくだけ?」「ああ。」 「あなたも、ここへきますか?」「ああ、くるよ、ほんとに。プーぼく来るってやくそくするよ。」 「そんならいい。」とプーはいいました。 「プーぼくのことわすれないって、約束しておくれよ。ぼくが百になっても。」プーはしばらくかんがえました。 「すると、ぼく、いくつだろ?」 「九十九.」 プーはうなずきました。 「ぼく約束します。」とプーはいいました。 まだ、目は世界のほうを見ながら、クリストファー・ロビンは手をのばして、プーの前足をさぐりました。 「プー。」とクリストファー・ロビンは、いっしょうけんめい、いいmした。「もしぼくがーその、もしぼくがちっともー」ここでことばが切れて、クリストファー・ロビンは、またいいなおしました、「たとえ、どんなことがあっても、プーきみはわかってくれるね?」 「わかるって、なにを?」 「ああ、なんでもないことなんだ。」 そういうと、クリストファー・ロビンは、笑って、はね起きました。 「さあ、いこう。」 「どこへ?」 「どこでもいいよ。」と、クリストファー・ロビンはいいました。 そこで、ふたりはでかけました。ふたりのいったさきがどこであろうと、またその途中にどんなことがおころうと、あの森の魔法の場所には、ひとりの少年とその子のクマが、いつもあそんでいることでしょう。
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