黒武日記
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 衝撃のナメック星
2005年04月04日(月)

 アワワワワ!忘れてた・・・忘れてたよ。
BBSをなんとなく見て気がついたんだけど!
12月の第九のチケット代をはぐうに渡してないよ私!
あわわ。すいません。マジ忘れてました。
渡してないよね・・・・。渡した覚えが無い。無さ過ぎる。
あ〜ごめん。変な場所ですが謝ります。申し訳ありません。
大変な不義理ものです。
今度あうときっていつの事になるのか見当もつかないので、
書留で送っときます。
毎回、忘れてしまうに違いないから。四千円だっけ?
そうそう、確か四千円。


 「クマのプーさん全集」
「プー横丁にたった家」より単なる抜書きをしまーす。

 「どこへいくんです?」と、いって、プーもいそいで、クリストファー・ロビンのあとからつづきました。たんけんかな、それとも、ほら、こないだの、あのことかな、などと思いながら・・・・
「どこでもないんだ。」と、クリストファー・ロビンがプーに、「プーきみね、世界じゅうでいちばん、どんなことをすのがすき?」「そう・・・」
と、プーはいいました。「ぼくはいちばんー」と、ここまでいってから、プーはかんがえこまなくてはなりませんでした、なぜかというと、ハチミツをたべることは、ずいぶんいいことではありましたが、たべるよりちょっとまえに、ほんとにたべているときよりも、もっとたのしいときがあります。
でも、プーは、それをなんと呼んでいいのかわかりません。それからまた、クリストファー・ロビンといっしょにいるのも、いいことだし、コブタがそばにいてくれることも、心やすいことだし・・・で、いろいろ思いあわせたあげくに、プーはこう答えました。「ぼくが世界中でいちばんすきなのはね、ぼくとコブタであなたに会いにくんです。そうすると、あなたが「なにか少しどう?」っていって、ぼくが「ぼく、少したべてもかまわない。コブタきみは?」っていって、外は歌が歌いだしたくなるようなお天気で、鳥がないてるってのが、ぼく、いちばんすきです。」
「ぼくも、そういうのはすきだ。」と、クリストファー・ロビンはいいました。「だけど、ぼくがいちばんしていたいのは、なにもしないでいることさ。」プーは、ずいぶんながくかかってから、ききました。「なにもしないってどんなことをするんです?」「それはね、ぼくが出かけようと思っていると、だれかが『クリストファー・ロビン、なにしに行くの?』ってきくだろ・そういうことさ。」
「ああ、そうか。」
「ぼくたちがいまやっていることが、なにもしていないことさ。」
「ああ、そうか。」と、プーはいいました。
「ただブラブラ歩きながらね、きこえないことをきいたり、何も気にかけないでいることさ。」
「はあ!」プーはいいました。
<中略>
「ぼく、ちゃんとわかってないんだ。」と、思いました。
それからまた、クリストファー・ロビンがどこかへいってしまうのか、それはわからないけれども、とにかく、そこからかえってきたとき、クリストファー・ロビンは、いろんなことを話してくれるだろうが、そういうことをまちがえなくのみこむのは、ひじょうに頭のわるいクマとしては、ずいぶんむずかしいことだなとかんがえました。「だから、きっと、」と、プーはかなしくじぶんにいいきかせたのです、「クリストファー・ロビンは、ぼくにはもうなにも話さないだろう。」そして騎士というものは、なにも話してもらわなくても、忠勇でありさえすれば、いいのかしらとかんがえました。
 そのとき、ほおずえをついて、じっと下の世界をながめていたクリストファー・ロビンが、またきゅうに、「プー!」と大きなこえでいいました。
「え?」とプーがいいました。
「ぼくーあのね、ぼくープー!」
「クリストファー・ロビン、なに?」
「ぼく、もうなにもしないでなんか、いられなくなっちゃったんだ。」
「もうちっとも?」
「うん、少しはできるかもしれないけど。もうそんなことしちゃいけないんだって。」プーはつぎのことばをまっていましたが、またクリストファー・ロビンがだまってしまったので、「クリストファー・ロビンなに?」と力づけるよるにいいました。「プー、ぼくがーあのねえーぼくが、なにもしないでなんかいられなくなっても、ときどき、きみ、ここへきてくれる?」
「ぼくだけ?」「ああ。」
「あなたも、ここへきますか?」「ああ、くるよ、ほんとに。プーぼく来るってやくそくするよ。」
「そんならいい。」とプーはいいました。
「プーぼくのことわすれないって、約束しておくれよ。ぼくが百になっても。」プーはしばらくかんがえました。
「すると、ぼく、いくつだろ?」
「九十九.」
プーはうなずきました。
「ぼく約束します。」とプーはいいました。
まだ、目は世界のほうを見ながら、クリストファー・ロビンは手をのばして、プーの前足をさぐりました。
「プー。」とクリストファー・ロビンは、いっしょうけんめい、いいmした。「もしぼくがーその、もしぼくがちっともー」ここでことばが切れて、クリストファー・ロビンは、またいいなおしました、「たとえ、どんなことがあっても、プーきみはわかってくれるね?」
「わかるって、なにを?」
「ああ、なんでもないことなんだ。」
そういうと、クリストファー・ロビンは、笑って、はね起きました。
「さあ、いこう。」
「どこへ?」
「どこでもいいよ。」と、クリストファー・ロビンはいいました。

 そこで、ふたりはでかけました。ふたりのいったさきがどこであろうと、またその途中にどんなことがおころうと、あの森の魔法の場所には、ひとりの少年とその子のクマが、いつもあそんでいることでしょう。


 





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