Dance日記帳
モクジ|キノウ|ヨクジツ
昨日、祖母の家に届け物をしながら立ち寄った。
以前から「足の寸法が合うのならば、私の使っていない足袋を持っていきなさい。」と言われていたので、早速足袋を貰おうと。 実はちょっとした下心もあり・・・。
先日、出先で見かけた浴衣と単衣が気に入って、欲しくて欲しくて堪らなかったのだが、「もしかしたら、おばあちゃんの箪笥を探せば、もっと良いものがあるのではないかなぁ」などと考えていたのだ。 祖母にしたら、叔母や従姉妹たちが全くもって興味を持たない「和の趣味」に私が目覚めたことを少なからず嬉しく思っているよう。あれこれ文句を言う母も同様。やかましく小言を言いながらも、着物の趣味についてやら、着付けのセンスについてなど、気付けば共通の話題が驚くほど増えた。
「おばあちゃん、いらない単衣とか浴衣とか、ないかなぁ・・・」と言うと「あんたねぇ、90の年寄が、簡単に箪笥を探れると思うのか?若いのと違って、大変なんだよ!」と、文句を言いながらも箪笥のある納戸に。 既に私が来ることを予感していたようで、プラスチックの衣装ケースにどっさりと季節の着物が用意してあった。単衣だけじゃなく、絽に絽の羽織や、夏の雨コートなどなど。それも、ほとんどのものが袖に手を通した様子もないもので、しつけがついたままのものまで混じっている。 言うならばアンティーク着物なのだが、昭和時代のものだから柄や織も綺麗。しかも、私のように長身でも大丈夫な丈! それこそ、おもちゃ屋さんに来た子供のように凄い興奮状態で、あれこれ広げてみたり、あててみたり。こんなにもワクワクしたのは小学校低学年の頃にリカちゃん人形のドレスを選んだ時以来かもしれない。
これから、このキモノたちと毎年初夏から秋を一緒に過ごします。 おばあちゃん、ありがとう。大切にするね。
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