4254.0516の日記

2006年12月29日(金) わたしたちのアイドル☆


 仕事終わりで気が抜けるだろうなー、と思ったらやっぱり。


 どっかり寝た…。


 今日は、むかーしのバイト仲間と年に1度の同窓会兼忘年会。
 一緒に働いてたのなんて、もう5〜6年前の話。
 働いてた期間もまちまちだけれど、地方から新幹線に乗って現れた人も含め
 10人ほどのメンツ。

 懐かしいんだか、懐かしくないんだか、のメンバーで、今はあまりにもばらばら
 になり過ぎているのに、声をかけると集まるのがおかしい。
 去年はなかったので、ついに終わりかなぁと思ったら、復活。


 わたしのおかげで人間関係は葛藤を含んでいて。
 そんなわたしを仲間とは思いつつ、うっとおしいと思う人もいるだろう。
 わたしがいると、あの人がいない。
 そういうことになるからだ。

 だけど、わたしは地元在住&幹事と仲が良いという理由で、優先権を得て、
 毎回出席している。
 だから、あの人はいない。
 わたしの前では、会いたいとも言わない。
 誰も。

 飲み会(といっても、やはりわたしはほとんど飲めず)が予想外に早く切り
 上がったので、カラオケへ。
 カラオケって久しぶり。
 いつ行ったのか記憶にないくらい…。

 最初は友達としゃべったりしていたのだけれど、地方組が(誰もallに付き合える
 人がいないという理由で)一足早く帰宅すると、なぜかメドレーを入れる人が
 出て。
 マイクを真ん中において、早押しクイズさながらマイクを拾って歌った。

 そして、やっぱりわたしたちのアイドル(スター☆)が、彼の性格そのままに、
 清く正しくSMAPのデビュー曲を歌うと、アイドルとそこに集うFANといった様相で、
 その場に異様な一体感が生まれる。
 あんなに盛り上がったカラオケって初めて…。

 しかし、先に帰ったふたり、もったいない。

 やっぱり、たまに会ってもわたしたちのアイドル☆はすばらしい人だった。
 あまりにも人として甘くて、でも完全なほどの純粋さを持っていて、ひねくれた
 ところの全然ない人。
 そして、わたしとあの人の間で、なぜかとても信頼を得ていた。
 いつでも“わたしたち”の味方だった。

 アイドル☆に出会って、人への見方とか、関係の作り方が劇的に変わった。
 彼と出会う前のわたしなんて、つまらなすぎて、人間の素晴らしさをちっとも
 わかっていなかったと思う。
 良かった、出逢えて。

 おかしくなったわたしたちは、当初の予定の倍の時間ほど延長して、冷えた
 夜の街に出る。
 そして、また、まったく接点のない1年を送ることになる。

 不思議な縁だ。


 年末差し迫ったせいか、真夜中なのに、人通りがすごかった。


 この街で出会って、力を合わせたわたしたちは、また来年もこの街で会える
 のだろうか…。


 ♪BGM/J-WAVE


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