| 2006年01月14日(土) |
わたしたちは大人になってしまった。 |
ここのところ、お休みの日は、夕方近くまで眠る。
目が覚めようが、トイレに行きたくなろうが、最終的に身体を起こすのは、 お昼をとうに過ぎた後。 眠りに眠る。
よく、どんなに寝てもお昼前にはぱっちり目が覚めて、起きてしまう、なんて いう話を聞くけれど、わたしにはよくわからない。 起きてしまう、なんてこと、わたしにはありえない。 眠れば、いくらでも眠れる。
もはや、冬眠だ、と思う。 起きていても、眠いし。
今日は、高校時代の友人の行ってらっしゃいparty。
夫の転勤で、石川県・小松に行ってしまう。 高校時代の部活の仲間で、出会ってから10年以上も、色んな時を一緒に過ごして きた。
わたしは仲間の中でも、一番気ままに、自分のことだけ考えてきてしまったので、 大学・院生時代はなかなか会わなかったり(会えなかったり)したけれど、 今でもやっぱり大事で、兄弟のような人たちであることには変わりがない。
今でも交流があるのは5人。 うち、ひとりは、結婚して愛知県へ。 その友人も久し振りに、この日のために帰ってくる。 主役には内緒で。
待ち合わせの時間ぎりぎりに目が覚めて、慌てて家を飛び出す。
久し振りに雨がざーざーと降っている。 懐かしい湿り気。 肌も喜んでいる。 おかげで道は渋滞し、待ち合わせの時間をとおに過ぎた頃、友人宅へ到着。
友人の息子のきーきーというサルのような声に出迎えられる。 赤ちゃんっぽくぽちゃぽちゃっとした身体つきがすっかり引き締まり、人間っぽく なってきた。 人見知りも全然せず、すぐに慣れて、遊ぶ。
おもちゃはやっぱり“トミカ”で、男の子だなぁ、と思う。 色々と遊び方を披露してくれたり、わたしに「やれ!」と指令を下したり、 先に到着し、爆睡していた友人を指差してげらげらと笑ったり。 こんな風に構っていたら、あっという間に日が暮れるなぁ、と今日も思った。 そんなわたしたちを見て、母である友人も、「このふたり面白い」と笑って いた。
興奮状態だった息子を、車のDVDでしっかりとおとなしくさせ、わたしたちは 出発。 愛知から友人が到着するまで、バレないように時間を潰さなくてはならない。
最初にいた3人で、カラオケに行こうとしたところ、いっぱいで、急遽卓球に なる。 最初は、普通に打ち合いをしていたのだけれど、古今東西を交えることになる。
themeは。 “友人Hの歴代の彼の名前”(これがあまりに多すぎて、もはや誰も把握できて いない。もちろん本人ですら)、とか。 “高校時代のクラスメイトの名前”、とか。 “友人Jが顧問の先生に怒られた理由”、とか。 “(わたしが)歴代好きだった人の名前”、とか。 古今東西なのか何なのかよくわからないレパートリー。 すごいthemeを次々と考える友人たちに感服。 懐かしくも、あまりにも激しい話を連発させ、笑い、動揺して卓球にならない。
その間も着々と内緒で友人がやってくる計画は進行し、主役にバレないように 携帯メールをやり取りしたり、策士のMが大活躍。 到着しそうな頃を見計らって、慌てて卓球場を出る。
その後も、何とか駅に向かう理由を考えて、見事にさりげなくsurpriseな 再会を演出した。 素晴らしいさりげなさだった。 主役のSも、びっくりしてくれて、面目躍如、だった。
最後のひとりが合流しそうな時間になるまで、とりあえずお茶をすることに する。
ここでも卓球場の再現のような懐かしい話が炸裂。 それぞれが覚えている話を披露すると、色んな記憶が繋がって面白い。 さらには、それぞれの今の話が加わって普段の嫌なことが吹き飛ぶ心地よさ。 いつも出る話題でげらげら笑ったり。 「あの時はこんなことでムカついていた」と、面と向かって言い合ったり。 「そんなことあったっけ?」と思うような記憶が、繋がっていったり。 歴史があるなぁ、と思う。
おなかがすいたので、これまた思い出のBARへ。
ようやく最後に友人が合流して、5人揃ったところで話が再開。 懐かしいメニューと、最近始まった友人Hの恋愛について。 既婚者、独身者それぞれの話。 こんなことが当分できないなんて、信じられないほど、日常のような風景 だった。 いつも、そこにあるような気がする、幸福だった。
わたしが停めていた車の駐車場が施錠される、というのを合図に、会はお開き になる。 慌しく会計をして、贈り物を手渡す。 ばたばたと「じゃーねー」と別れる。 そういう感慨のなさもわたしたちらしい。
離れがたくて。 いつもそこにあって欲しくて。 でも、その願いは叶わないほど、わたしたちは大人になってしまった。
今までだって、いつでもべったり一緒にいたわけじゃない。 いつだって、会えば今日のように親しげな空気がうまれた。 側にいることが、重要ではない…それも大人になったからだと思う。 大人になるって、悪いことばかりじゃない。
たまらなく優しい気持ちになれた。
みんながしあわせであることを、掛け値なしに心から祈る。 いつでも戻ってきてね。 そして、戻ってきたら知らせてね。
♪BGM/EGO-WRAPPIN' AL.『BLUE SPEAKER』
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