ぼぉーっとしている。
土曜日が仕事だったせいだと思う。 気が抜けたのと。 疲れたのと。
そして、ぼやぼやとした気分のまま、足を運ぶ。 足取りは重くて、結局時間もぎりぎり。 というか、時間を間違えていて、遅れた…。
あーあ、こんなのってなんだかなぁ。
今日もあの香りは健在で、隣をふっと行き過ぎるあの人から、同じ香りが 漂った。
香りってどういうわけか、触れた瞬間はあんなに強烈に、瞬時に色んなことを 思い出すのに。 何もないところでその香りを思い出すことはできない。
ぼぉーっと、ただ時間が経つのを待っていただけのようだったわたしだけれど、 その瞬間だけは違った。
ふたりが静かに、何かを背負って歩いてきた時は、訳もなく涙が出そうだった。 そして、その場にはわたししかいなかったことも。
ようやくそこまで辿り着いた“ふたり”と。 これからどんどん離れていくであろう“ふたり”。
そして、闇雲に鬩ぎ合うふたりには、容赦なく胸が痛んだし。 居たたまれなくて、その場から逃げ出したいような気持ちがした。 とにかく、その戦況を張り裂けそうな気持ちで見つめていた。 何だかひたすらに哀しかった。
きっと色んなものが混ぜこぜになって、わたしの想いになって吐き出された ことだろう。 思わずキッと睨んでしまったあの人への視線。 わたしはいつでも本気だ。
とりあえず、買い物を済ませてしまおうと、その場を飛び出す。
RMKのファンデーションがなくなりそうだったので、購入しに行く。 いつ、こうやって買い物に来るかもわからなかったし。 あの場にひとりで残ることをどうしても避けたかったから。
お店では、きれいな色の顔をしたお姉さんに色合わせをしてもらう。 …つもりが、色んな手ほどきを受け、指摘を受ける。 冬になって目立ち始めた乾燥と、口角のシワ。 眉根をしかめてcareの重要性を訴えられて、すいませんという気持ちしきり。
自分への日常のrelaxということで、一緒にジェルを購入。 とってもいい香りだし、家でささやかにできるご褒美、ってことで。 毎週日曜日にやることにしようっと。
そして、リポDを購入して、舞い戻る。 帰っちゃえばいいのに、と囁く自分が、重ねて「ばっかみたい」と言い捨てる。
自分だってそう思う…。
駅で遊び人で太目のあの子とすれ違う。 よかった。 まだ、間に合ったみたい。
間に合ったものの、かなりギリギリだったようで、着いた時にはもう、わたしの 大キライなモードに突入していた。 ああなると、わたしは足が竦んでしまう。 動かなくなる。
とりあえず、何とかひと言かけるだけで精一杯だった。 もう、とんでもなく遠くへ行っちゃったみたいな気がした。
帰りがけに話した大切なあの人も、わたしと話すことが少し哀しそうだった。 わたしが感じた、同じ哀しさだったように見えた。
途中でごはんを食べる気にもならず、一目散に家に帰る。 家にあったうどんを、もう寝静まった家で、ひとり作って食べる。
<イチモンイットウ> トイ:最近ちょっとうれしかったこと。 コタエ:なぜかblogのカウンタが、2日間だけぐぐっと上がったこと。
♪BGM/BoA AL.『LOVE & HONESTY』
|