4254.0516の日記

2005年11月10日(木) 欲情。

 結局昨日も、am2:00ごろまでメッセをしていた。
 ま、休みだからいいけど。
 きっと彼は、合間に誰か外国の人とでもメッセをしていたことだろう…。

 東京にいても、どこにいても、そういう距離感って全然変わらない。
 近くにいても遠いような気がするし。
 遠いのにそばにいるような気もする。
 あっという間に縮まるのに、ずっとずっと遠い。


 そして、わたしは今日の勉強会に向けて資料を作っていた。
 削りに削ったけれど、全然短くなってくれなかった。
 もはや、何が大切なのか、当事者にはさっぱりわからない、という感じ。


 正直、先月のidentity揺さぶられショックからは立ち直っておらず。
 部長の温かなまなざしと、色々な問いかけに答える機会を得たことで、何とか
 足場は固まってきた。
 色々と答えながら、自分を確認できた。
 どちらかというと、あの会では見せたくないなぁ、という気持ちが強かった。
 かなり及び腰。


 でも、仕方ない。
 と、やるだけやって腹を括った。
 いつもの通り。
 そういう乗り越え方しかできない。


 どうやって始めようかなぁ、と思ったけれど、一応軽く心持ちだけは吐露して
 おいた。
 負担にならない程度に。
 一応。
 そうしなければ、始められなかった。


 先生が、『○○(わたし)さんらしい』と言ってくれたことで、救われた。
 あれは確かにわたしらしさだし、逆に言うとわたしにしかできないことだ。
 そこを認めてくれたという事実は、あの日から先生なりにいろいろ考えてくれて
 いたということを示してくれたのだと思う。
 そして矢継ぎ早に色々言ってくれたことは、かなり個人的な感じで嬉しかった。

 周りの人たちも、色々とコメントしてくれて、それはそれで救われた。
 やっぱり思うのは、わたしには“絶対的に”欠けているものがあるなぁ、
 ということ。
 それは部分的なものではなくて、欠落といえるほど、完全に、ない。
 それがあったらいいなぁ、と思うけれど、今のわたしはそれが“なかった”
 からこそ形作られた、という気がする。

 意志のない言葉、動きはプロの仕事として失格だと思うけれど、『たった
 ひと言』が、どれほどの土台を基にして紡がれるかを思い知らされて、愕然と
 した。
 あんなに言いたかったことがどうしてもいえなかった…それって、こんな
 大きな大きなところから出発していたんだな。


 才能と仕事のsizeが合っていない…。
 最高の賛辞だし、叱咤だったと思う。


 何となく吹っ切れて、その場を出る。
 久しぶりに清々しかった。


 その後、移動して映画館へ。
 早い回のが見られそうな時間。
 ZARA(初めて行ったのだけれど、かなりかわいかった。知らなくて損した…)や
 UNIQLOを見て回り、cafeで腹ごしらえをする。
 すると、あの人からメールが。

 一緒に映画を見るつもりだったみたい。
 全然わからなかった。
 とりあえず、映画の後に合流することにする。


 『メゾン・ド・ヒミコ』

 間違いなく、わたしが今まで見たどの映画よりも好きだった。
 特にオダギリジョー。
 あまりの色気に完全にやられて、すぐにでも押し倒してその体温を感じたい、
 という欲情に駆られた。
 圧倒的で、全部が持っていかれるような力。
 男の人を見て、即、欲情に繋がるなんて味わったことがなかったので、どき
 どきした。
 その、深い深い孤独がたまらなくセクシーだった。

 そして、出ている人たちがみんなみんな魅力的で、淋しくて、必死で、ばかみたい
 で、とにかくじんわりじんわり味わった。

 全然涙は出てこないのに、心の中ではずーっと泣いているような気がした。

 やっぱりゲイの人が好きみたいだ…。
 ゲイ、というより、そういう人たちが背負っているものの重さ、そしてそういう
 ものを背負ってもなお求めようとする、世界を諦めきれないという感じ。
 人を、生きることを捨てられないみたいな逞しさが好きだ。
 そして、わたしも、確実にそういう場所にいつもいる。


 そして、欲情したまま彼と合流。

 よっぽど「寝てください」とでも言おうと思ったが、きっとオダギリジョー熱に
 浮かされてしまって、言えなかった。
 だって、オダギリジョーの方が何百倍もセクシーだったから。
 でも、それにしても、KISSくらいしとくんだった…。
 惜しいことをした。


 でも、彼はあまりにも彼で、いつもわたしと同じような空気感で生きていて、
 その苦労も、悲しみも、楽しさも、みんなみんな同じっていう気がした。



 何だかいろんなことが繋がって、シンクロして、大きくひとつにまとまった
 気がした日だった…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:最近の余暇活動。
 コタエ:DVD鑑賞(邦画)。


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