4254.0516の日記

2004年10月28日(木) 想像以上に過酷なこと。


 やったー。
 仕事は終わった。
 今週はこれですべてすべて終わり。
 来週は祝日もあるし、また頑張れそうな気がしてきた。


 今日は、仕事を終えて、昨日のrevengeとばかり映画館へ。
 念願の“誰も知らない”を見る。

 仕事帰りに出かけるのも久し振り。
 仕事帰りに服を着替えずそのまま出かけるのも久し振り。

 本当は、昨日、lady’s dayで安くなっていたので、見ようと思っていたのだけれど、
 新しい映画館の場所がわからず、近くまで来てぐるぐると回りに回ってしまった
 おかげで時間に間に合わず…。
 大学近くのGafeで久し振りにごはんを食べていたのも良くなかった。
 のんびりしてしまい、時間に遅れる…。

 今日は、友人にプリントアウトしてもらったサービス券を持参したので、普通料金
 よりは割引で見られる。
 これからは、レイトショーかlady’s dayで見たい。


 友人たちは絶賛していたけれど、私はやはりだめだった…。
 だめだと思っていて、だめな理由もはっきりわかっていたけれど、やっぱりだめだった。

 映画の中では、子ども達の生命力を溢れんばかりに捕らえて、瑞々しい眼力で子どもの
 世界を見つめている。
 その世界観自体は美しい。
 映像も素晴らしいし。

 でも、子どもはずっと子どもではいられない。
 人に期待し、裏切られ、侘しく苦しい時代を生きたことを背負って大人になる。



 それは想像以上に過酷なことだ。



 私は“虐待”を仕事にするものの端くれとして、その過酷さを忘れたくない。
 自分ではどうしようも出来ないほどの圧力と矛盾を抱えて、大人を生きなければ
 ならないということこそが、虐待のもっとも大きな罪だ。

 人間は連続体だ。
 大人だけ、子どもだけ、その姿だけ切り取ることは、単なる部分でしかありえない。
 部分には部分の美しさ、素晴らしさがあるだろうけど、虐待に関して言うならば、
 その部分から何も語れないと思う。
 部分は単なる綺麗事であり、虚でしかない。

 映画の中の彼らが大人になっていく姿が目に浮かぶから、私にはあれを『善し』と
 する心を持てない。


 でも、柳楽くんは素晴らしかった。
 彼の姿は真実だと思う。


 お年玉のシーンから泣き出してしまい、涙腺を緩めるスタンバイができたと思ったら、
 ひたすらひたすら泣いてしまった。
 あまりにも哀しかった。
 自分が触れている日常にもリンクして、ものすごい哀しさだった。


 しかし、あの映画館は食べ物やさんもおいしそうだし、洋服屋さんもたくさん入って
 いて、またじっくり散策したい。
 仕事帰りの定番にしたいなぁ。
 車でふらっと行けるのも魅力。

 もう迷わないぞ!


 ああ、あと3日も休みが続くなんて夢のよう。
 たまにはちゃんと休もう。


 ♪BGM/オーサカ=モノレール AL.『THANKFUL』
    Wyolica AL.『Forky Soul』



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