4254.0516の日記

2004年08月08日(日) 温かさに溢れた正直な話。


 講習3日目。
 フジTVの日。
 今日から後輩がふたり合流する。


 疲れた私は買い物欲が増している。
 とにかくお店を物色し、気に入ったものがあるとその衝動に勝てない。
 でも、こんなに頑張って、しかも受講証までもらえなかったのだから、明日はご褒美を
 あげよう。
 仕方ない。


 昨日はまたまた本を買った。
 川上弘美の本をあっという間に読み終えてしまったため。
 念願の、よしもとばなな著。
 『デットエンドの思い出』。

 今までどれほどばななの本に助けられ、自分の目で見たように疑似体験できてきたことか。
 ただし今回のひっそりと佇むtheme…“児童虐待”。
 こればかりは、ばななには共感できなかった…。

 もちろんそんな風に希望を見出して。
 前向きに虐待をやっつけていきたいけれど。
 でも、まだそこまで言い切れる勇気と、実感できる明るさを持てていない。
 根深くスパイラルのように横たわる暗闇に、まだまだ立ち向かうことはできない。
 どんな生きるenergyを持ってしても、今の私には説得力のある言葉として響かなかった。

 これは極めて珍しいことだ。
 でも、私は私であってばななではない。
 だから仕方のないことだ。


 後輩と講習会の開催されている駅前の洋食屋さんでごはんを食べた。
 こじんまりと小さいお店。
 ぷりぷりのエビのペンネグラタンはとてもおいしかった☆
 
 しかし、この講習会…ストレス発散に金を使うことこの上ない。
 不経済で非効率な講習会だ。


 大好きな先生の講義を聴けた。
 あの先生に出逢えたことで、今の私が仕事をしている意義がよくわかるというほど、
 素晴らしい先生。
 年に数回顔を合わせることができるだけでも、しっかりとした気持ちになる。

 先生が浜崎あゆみの歌を唄った時、不思議と嫌悪感がなかった。
 それが先生への信頼そのものだろう…。

 講義自体は今の自分のthemeにぴったりで、すーんとするような真摯な気持ちで聴いた。
 問題は先生が何気なく挟んだ余談だった…。

 その余談は、まさに先生を体現するような、ささやかでひっそりとしていて、でも
 温かさに溢れた正直な話だった。
 どこにもうそがなくて、でもずるさもなかった。
 まさに、先生そのものだった。

 その話を聴いていたら、先生の素晴らしさが染みてきて、危うく泣き出しそうに
 なってしまった。
 こんなに自分らしさを追求して、つらい日々と真っ直ぐに闘っている人がいるなんて、
 世界は素晴らしい、と思う。
 私も、自分らしさで闘い続けたい、と決意を新たにした。

 見ているだけで涙が出てくるくらい、素晴らしい人だ。

 そのあとに話しかけた時の柔らかで朗らかな笑顔と、その裏に隠れた過緊張がまたまた
 素晴らしかった。
 きっと質問にうまく答えられなかったこととかを後悔したりもするのだろう。


 夜、家に帰って情熱大陸を見た。
 “成宮寛樹”くん特集だった。
 情熱大陸はいい番組だ。
 熱い人たちの営みが見える。
 かわいくて暗い人だった。

 よし、あと1日だ。
 明日はあの人に会える。


 ♪BGM/Port of Notes AL.『Duet With Bird』


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