4254.0516の日記

2004年06月02日(水) 日常。


 人付き合いが上手だと言われることが増えた。

 私の学生時代の人付き合いは惨憺たるもので、ものすごいcomplexだった。
 どうすればうまくやれるのか。
 人が思う以上に人見知りだったっていうのもある。
 だから、人付き合いは今でも課題の一つでもある。

 でも、昔ほどヘタクソじゃなくなって来たのかなぁと思う。

 初対面の人といても、それほど疲れなくなったし。
 むしろ楽しめてるし。
 人の評価を気にしないで、のびのびと自分らしくいられるようになったし。

 上達してきたのかも…。


 昨日は仕事の後に、友人の彼のLIVEに行った。

 友人とは今の職場の人で、あっという間に仲良くなった。
 前々から誘われていて、今回ようやく実現となった。

 原宿RUIDO…こんな風に訪れることになるとは思わなかった。

 インディーズよりもっと下のfieldで活躍するバンドだったのだけれど、少しずつ
 FANがいる。
 女子高生のふたり組みが、文字通りの黄色い声で声援を送ったかと思うと、バラードでは
 泣いている。
 あまりにも若くてかわいらしかったので、その勢いで体育会系ノリの大騒ぎを繰り
 広げてみた。

 しかし、どこの世界でも地道な営業というか、優越感に訴えるstyleっていうのは
 変わらないなぁ。
 “特別”な気もちにさせる手法というか。
 ある意味そういうものには慣れている(というか、もういいや…。)ので、適当に
 あしらっておいた。


 友人の彼のバンドはともかく、1組目にやっていた弾き語りの人の声がとても良くて、
 一発で気に入ってしまった。
 その人は“MAGLOCK”というバンドのコジオさん。
 日常としかいいようのない風景を淡々と謳っていて、気がついたら引き込まれていた。

 日常とは。
 爪が伸びる、とか。
 カレンダーをめくる、とか。
 紅茶を入れる、とか。
 髪の毛に触れる、とか。
 そういうことの中で、感情が揺れる瞬間。
 ささやかだけれど、積み重なっていくことのすごさ。

 綿々と、でも確実に意志をもって熱く謳っていた。

 最近では、ひとつひとつが強烈な出来事に遭いすぎていて、そういうささやかで
 普通のことの積み重ねが日常の大半を形作っていることを忘れていた。
 だけど、そういうことに目を向けることから、世界は変わるのかもしれないという
 可能性を思い出させてくれた。

 論文ばかり書いていても、そういうことには気付かない。


 LIVE後に話したコジオさんはとても面白くて、テンポが絶妙で、とても気に入って
 しまった。
 思い切って話し掛けてみてよかった。
 ちょっと好きになってしまった。

 またいつか弾き語り見に行きたいなぁ。


 ♪BGM/MAGLOCK AL.『個性の時代』


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