■バイト。(家庭教師。)
今日も余裕を持って起き、余裕を持って家庭教師に出発。 時間よりだいぶ早く着いたため、家庭教師先の家の近くに咲く桜を撮影する。 青空に映える桜の光の具合がとてもいい…。
結果が出辛い子だから、ゆっくり焦らずやっていくしかない。 焦るのは彼女の達成を認めていないことになる。 こんなにも伸びた部分があるというのに。 それを労わずして先を求めるのは、私のegoだ。
日本人は本当に桜が好きなのだと思う。 学校や大通りはもとより、畑道の脇や、家の脇の小道にも桜が咲いている。 きっと、いつでもどこでも桜を愛でたいのだと思う。 その美しい心持ちがとても誇らしい。
家でしばしのんびりした後は、近所のゆずのLIVE会場へ向かう。 高校時代の友人と待ち合わせて、一緒に楽しむこととする。 関東近県には根こそぎ顔を出していた今までとは違って、今回のLIVE予定は 今日のみ。 それだけに楽しみもひとしお。
みんなで一体となって楽しむ感覚は変わらず。 何かを信じて求めようとする気持ちが会場を包む。 歌って笑顔になって、1万7千人それぞれの日常に帰っていくまでの一体感。 辛くても悲しくても、その瞬間を求める気持ちが重なる。
“ここだけの話、昨日より今日の方が楽しかったかもしれない。”という言葉に 嘘偽りがなくて、これからも変わらない信頼を彼らに抱き会場を後にする。 プロとしてあるまじき発言なのかもしれないけれど、その人間としての真摯さに 親しみを覚えてならない。 心からの言葉を責任を持って吐き出せる人間はそれほど多くない。
彼らの歌を聴いていると、生きていくことに対する真摯な態度をいつも思い出す。 人生を不真面目に捉えていないかな、とか。 もったいない生き方をしてごめんなさい、とか。 そういう気持ちにすごくなる。 それは、歌を通じたspiritを受け取っているからだと思う。
ここのところに強く感じている、“物を産み出す人の、産み出された物から発している spirit”を今日も感じる。 何だかしゃんと背筋を伸ばして会場を後にできる気がする。 ここのところ色んなことがあったのだけれど、頑張っていかなくっちゃっていう想いを 改めて心に据える。
明日からも同じ毎日が同じように始まる…。
♪BGM/TV
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