4254.0516の日記

2003年04月05日(土) 不安や迷いはないさ できることが増えただけ。


 久し振りのoff。
 休みだ休みだ。
 午前中いっぱい寝る。

 目が覚めるとお昼過ぎ。
 出かけるのをやめようかとも思ったのだけれど、無料の今日を逃してなるものかと
 さささと準備を整えて出かける。

 土曜日は雨が多い。
 そして寒い日が多い。
 まだまだ冷える倉庫然とした建物。
 夏が来る前までの春が待ち遠しい…。

 ここのところ、細かい移動や電車移動が多かったので、長距離のdrivingは
 久し振り。
 雨の首都高をぶっ飛ばす。

 driveのお供は、翌日にLIVEを控えた“ゆず“。
 彼らも色んな物事を見、消化し、考え続けてきたからこそ、今回のような歌を唄う
 ことができるのだと思う。
 とても良いアルバム★
 ひとつひとつを噛み締めて、enjoyしながら聴いていく。

 “東京のひと”という曲が好き★
 毒々しさと、悲しさが共存している感じが、とても。
 でも、現実感が溢れていて、私の住む世界にとても近いから。

 思った以上に昨日の出来事が、私の中に根付いている。
 悔しくて、悲しくて、やるせなく、救いがない。
 降って湧いた出来事から、必死に何かを求めようと模索する。
 現状は変わらないとしたら、私にできることは何だろう…。

 そう思ったら涙か込み上げてきた…。

 夕方の雨の首都高を1人涙するおんな…。
 ふふふ、ちょっとこわいかも。
 でもちょっとすっきりして、そのあと快調に“ゆず”を歌う。
 それもちょっとこわいかも。

 2週間ぶりくらいにやってきた千葉だったのだけれど、出ず。
 でもfreeだったから満足して楽しめる。
 いろんなことが一気に進行していたのだなぁ…。
 大切な人がいない欠落感を深く感じる。

 しばらく外で待っている。
 何の音沙汰もない携帯電話に諦めを感じつつ、時間で区切って外にいることにする。
 区切った時間ギリギリに電話が鳴る。

 強烈な男の人の匂いとともに、彼女が乗り込んでくる。
 駅までの少しの時間。
 疲労を滲ませながら、今の思いや強い決意をぽつりぽつりと吐き出していく。

 奔放におにぎりを頬張る彼女。
 近い未来のvisionを語る彼女。
 どちらも私がよく知る彼女。

 少しの時間だったけれど、相互に話せたことで、すっきりoffを締めくくれた感で
 満たされながら首都高を行く。
 いつものラーメン屋さんで、1人ピリカラ味噌を食べる。
 胃の活性化を感じながら、残りの帰路を急ぐ。

 じっくり眠った割には、長距離運転で、心地よい疲労に浸る。
 明日も朝から仕事をこなして、いよいよ待望の“ゆず”だ。

 “不安や迷いはないさ
 できることが増えただけ”
 この無理のない前向きさと、先を見据える客観性がとても好き。
 暖かなつながりの中で育まれた強さと優しさ。

 ♪BGM/TV


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