| 2003年03月27日(木) |
あなたが悪いのでもなく、私が悪いのでもないこと。 |
毎日毎日AM2:00頃寝て、7:00頃起きる生活が続いている。 今日も神戸の朝を迎える。
朝からポスター発表のため会場の“国際会議場”に移動する。 見たいものを吟味しつつ、少しずつ見て回る。 ポスター発表というのは、自分の興味関心を持つ側面を取り出せるところが好き。 研究者の自己満足や独りよがりを排除することができる。 自分なりの“正しさ”をdiscussionできるところが好き。
そうやって回っていたらあの人がいた…。 そこに光が射しているかのような明瞭さで存在を映す。 相変わらず華やかな人だ。 そこにいるという事実が私の心拍数を上げる。
神戸にいてすごく感じたのは、東京から離れたところにいる安堵感だった。 遠いところにいるとホッとする…。 毎日の雑事と葛藤と混沌が消えてしまったかのように思える。
結局あの人の匂いを感じることのできる距離には入っていくことは出来なかった。 私への言葉を耳にすることも出来なかった。 今すぐにでもあの匂い・声を思い出すことができるのに…。 そう言った事実はもちろんあなたが悪いのでもなく、決して私が悪いのでもない ことだ。 だからこそ悲しい…。
今回の学会では言葉を出し尽くした。 いつも語り合う友人と、ひとつひとつを実感しながら外に出す。 友人の同級生の人たちもとてもいい人で、これだから大人の付き合いって素敵だ って思う。
その中のある人から聞いた話の中で“幸せが連鎖していくループ感”を実感させられて、 とても素敵だった★ 世の中不幸の連鎖が溢れているように思うけれども、幸せだって連鎖する。 不幸な人は幸せになれないってことじゃなくて、そんなことが世の中にあるという ことがわかって嬉しい。
あの人が去っていく。 あの人と私がそれぞれの場所に戻る。 でも、何より辛いのは、あの人のいる場所から私が去っていかなければならないこと。 後ろ髪を引かれて、それはそれは悲しいきもちになる。
こうして自分の好きなことに没頭・埋没してmotivationを上げたまま、 日常に戻る。 新幹線の中のあの切なさは忘れられない。 そして次に会えるのはいつになるのかなぁ…。
♪BGM/TV
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